唐獅子牡丹ないし、竹に虎
少女は口の端を歪めて笑った。それは少女にはそぐわない笑い方だった。
「勝手な未来を決めて押し付けるシステムも狂っていれば、それに疑問も疑念も抱かない私達も狂ってるね」
決められた世界に引き裂かれても尚、願うことをやめない少年少女は、大切な、守るべきものを見つけひたすらに走り続ける。
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