明治ノ夢

□3章
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「……一ヶ月前、お前と似た服装の人物が鹿鳴館に不法侵入していたのでな。少し事情ちょ─「お断りします」…ならば逮捕されるか」

ひぃっ怖っ!!
事情聴取or逮捕なんてどっちも嫌ぁ!!
誰か、ヘルプミー!!
すると願いが通じたのか、紫色のスーツを着た外国人がこちらへやってきた。

?「オヤァ?これはこれは藤田サンではありませんか。こんな道の真ん中で娘さんを脅してどうしたのですか?」

藤「ちっ面倒なやつだ」

あの、この藤田と呼ばれた警官舌打ちしませんでした?

?「オヤオヤ面倒なやつとは一体誰のことですか?」

藤「貴様のことだ、小泉。仕事中だ。邪魔をするな」

あっこの助けてくれてるひと小泉さんって名前なんだ。

八「道の真ん中で娘さんを脅すことが仕事なのですか?武士の風上にも置けませんね」

藤「ふんっ。それよりも貴様、この娘と知り合いか?」
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