明治ノ夢

□3章
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チャーリーさんに逃げられた私はとりあえず街に出た。

道路を見ると、車ではなく馬車や人力車、歩く人々の服装は基本、女性は和服で私のようなミニスカートの人はいない。そのせいで周りから注目されている気がする。

本当に明治時代に来たんだなぁ

ま、明治だろうが、平成だろうが 寝るところを確保しないと。お金もないけど野宿は嫌!

ドンッ

考え事してて人にぶつかってしまった。ああもう!なにやってんだろう!

「きゃ…。す、すみません」

?「次からは気をつけろ」

どうやら私は警官にぶつかってしまったようだ。警官は私の服をじっと見つめている。

「あ、あの何か……」

何か知らないうちに法律違反でもしたのだろうか。

?「…お前のその服……。少し署まできてもらおうか」

……え、ええ!?
何で?いきなり?ぶつかったから?

「ど、どうしてですか?」

人にぶつかっただけで逮捕!?横暴だよ!?
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