明治ノ夢
□3章
1ページ/5ページ
チャーリーさんに逃げられた私はとりあえず街に出た。
道路を見ると、車ではなく馬車や人力車、歩く人々の服装は基本、女性は和服で私のようなミニスカートの人はいない。そのせいで周りから注目されている気がする。
本当に明治時代に来たんだなぁ
ま、明治だろうが、平成だろうが 寝るところを確保しないと。お金もないけど野宿は嫌!
ドンッ
考え事してて人にぶつかってしまった。ああもう!なにやってんだろう!
「きゃ…。す、すみません」
?「次からは気をつけろ」
どうやら私は警官にぶつかってしまったようだ。警官は私の服をじっと見つめている。
「あ、あの何か……」
何か知らないうちに法律違反でもしたのだろうか。
?「…お前のその服……。少し署まできてもらおうか」
……え、ええ!?
何で?いきなり?ぶつかったから?
「ど、どうしてですか?」
人にぶつかっただけで逮捕!?横暴だよ!?