小説部屋

□コイビトツナギ@狛日
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アイランドモード  ネズミー城にて…

ネズミー城についた。
俺たちの他に人はいない様だ。
「…迷いそうだな。」
「あ、そうだね!僕が一緒だし、
 間違いなく迷うと思うよ!!」
「なんでそんなに嬉しそうなんだよ…」
「なんで、って…そんなの決まってるよ?」
「え?」
「だって、迷ってる間は
 日向クンと一緒にいられるでしょ?」
「えぇ!?」
「あ、やっぱり日向クンは僕なんかと一緒にいるのは嫌だよね。こんなゴミクズなんかがみんなの希望ともいえる日向クンとつきあえるだけでも奇跡なのに、一緒にいたいだなんてゴミクズのクセにおこがまし___…」
「あぁ〜、もう!ストップだ、狛枝。大体、嫌なんて一言も言ってないだろ?」
「言ってなくても思ってるよ」
「思ってもない!!
 そもそも、それをなんとかしろよ!!」
「何とかしろって言われても…
 コレは、僕の不安が原因な訳だし…」
「不安がなくなればそれもなくなるんだな?だったら…」
ぎゅっと手を握った。
「コレでいいだろ…? ///」
「日向クン…!!今日はやけに素直だねっ!! でもせっかくだから♪」
「えっ!?ちょ、ちょっとコレは…
 誰かに見られたらどうするんだよ… ///」
狛枝は指を動かしてコイビトツナギにした。
「だったら…ずっとここにいようよ…?
 二人きりで…」
「う、ウサミのアナウンスが鳴るまでなっ!!
 その後は… ///」

(俺のコテージで… ///)     −END−                          

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