いんすとーる(仮)
□しーい
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「やってられんな、」
「まぁ、そんな事言わねぇで下さいよ、こうやって俺も付いて来ているんですからさぁ、」
鋼のが国家錬金術師になって半年が過ぎた頃
なぜかセントラルへの出張がかかったという訳だ。
「なぜ私がこんな書類のために出向わなければならんのだ!
先日はデートの約束をしてあったんだぞ!」
「仕方ないじゃないですか、上からの命令なんですし。」
呆れたように三本目の煙草に火をつけるハボック
「その様子じゃまたフられたな」
「なっ!アンタのせいですよ!アンタの!!」
男二人では似合わないカフェテリアで一休みしている中、
ハボックの愚痴をボンヤリと聞きながら
何枚も入っているであろう書類の袋を見て嫌になる
これじゃ何日かかる事やら
そんな時だった