短編
□拍手白澤連載
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今日は疲れた
寝坊して仕事に遅れてマスターに迷惑掛けるわ、注文のオーダーを間違えるわ、皿を割ってしまうわでとことんついてない
今日一日はマスターに謝りっぱなしの一日だったなぁと思わずため息を吐いて自宅のアパートへと帰る
マスターは笑ってそんな日もあるさと言ってくださったけど…、明日は何かお詫びの粗品でも渡そう
そうこうしているとアパートの前へと着き、バックから鍵を取りだしガチャリと開ける
『ただいま〜』
一人暮らしで誰もいないが一応あいさつだけをして今日はもうシャワーを浴びて寝ようと部屋の電気を着けたとき
『………は?』
スゥー
スゥー
一人暮らしの私の部屋になぜがまだ幼い小さな黒髪の男の子がいた
『いやいやいやいや、これはなんかの間違いだ』
私は一先ず彼を起こして事情を聞こうと思い身体を揺する
『もしもし、ぼく?起きて、お家に帰りなさい』
暫く揺すると
パチリ
『あっ、起きた』
男の子が目を覚ました、けどまだ眠いらしくうつらうつらと船を漕いでいる
私は寝かせまいともう一度男の子に声を掛ける
『ぼく〜?寝ないでね〜 』
すると男の子は声が聞こえたのであろうこちらを向いた
そして私は笑いかけお早うと言おうとした次の瞬間
むぎゅっ
『
…………ん?』
「………」
もみもみ
もみもみ
あろうことか片方の手で私の胸を鷲掴みにしても揉み出した
『……。』
「ん〜、この果物は熟れすぎかな…」
『………。』
ドゴン!
プルルルルッ
ガチャッ
「もしもし此方はお悩み相談室、田中でございます」
『もしもしすいません』
部屋に知らないエロガキがいた時の対処法を教えてください
警察へ行ってください
私は伸びている子供を見て、今日は厄日かと深いため息を着いた
〜君と私のアパート物語1〜
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