しょーとぶっく

□再びネタ
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「ふー。やっと着いたな。」
「ここが八塚旅館ね。」
俺達は今、6校合同合宿に来ている。
目の前には大きな旅館。なぜここにいるのかは数週間前に遡る。

━━数週間前
秀徳
体育の時間
「みーやじさん!!」
真ん中分けの黒髪の男が蜂蜜色の髪に童顔高身長の男に緑の髪の美人高身長の男を連れて声をかけた
「うおっ!?高尾か緑間も」
みやじと呼ばれた男はそういった
「宮地さんは何を…?」
緑間と呼ばれた男は問いかける
「あ?バレーだよ。お前らは?」
宮地は答え、聞いてくる
「バスケっす」
高尾と呼ばれた男が答える。
「高尾和成、緑間真太郎。次お前らのチームだ」
「サンキュー。山城(やましろ)お前が対戦相手か」
夏だと言うのに長袖パーカーをきてフードを深くかぶり口以外肌が見えない。試合と言っても5分勝負だ。山城と呼ばれた男がボールをつく。バスケ部のエースが居るのでハンデらしい。山城が一歩足を踏み出すと素早く移動をする山城のチーム。緩やかな動きと素早い動きで高尾のマークをかわし点を入れる。負けじと高尾緑間のコンビが点を入れる。山城が次の点を入れようとしたとき、緑間が山城を抑え高尾がボールを奪う
「ワオ」
高尾が緑間にパスをして緑間がスリーポイントをいれ試合終了
「ちょww山城お前wwwwどこの風紀委員長だよwwwwwwwwww」
「………………僕の前で群れるなんて、全員噛み殺す!!!!」
「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
山城が悪乗りして高尾が盛大に笑い出す。
「高尾ぉ!!!!!宮地さん!!!!」
緑間が宮地をよぶ
「俺を呼ぶんじゃねぇよ!!轢くぞ!!」
スパイクを打ちながら宮地は怒鳴る。賑やかに授業が終わる。

放課後
「頼む。今日だけ。ね?」
高尾は俺に声をかける。バスケ部に入ってほしいと言われ断ったら見学に来てほしいらしい。
「俺も暇じゃないんだが。」
あきれた声で言うとわかってる。と言う。緑間が呆れた目で高尾をみて、申し訳なさそうな目で俺を見る。
「仕方ない。今日だけだぞ」
そう言うと目をキラキラさせながら、早速行こう!!と俺の鞄を持ち歩く。
体育館につけば、困らない位置に座り見学する。部活が終わり居残り練習を始める二人。
しばらく眺めていればボールが転がってくる。
「山城パス!!!!」
と言われたのでパスを出す。そして三人でバスケをしたが、始まって十分でリタイアする。
「ちょwwwww山城体力無さすぎwwwwwwwwwwwwwww」
床にぶっ倒れる俺を見て笑い転げる。
「うるさい。」
息を荒げて言う。ある程度落ち着いたら立ち上がり、高尾を蹴る
「さっさと帰りやがれてめぇら!!部室が閉められねぇだろうが!!!!」
と怒鳴られたので俺まですみませんと言って体育館からでる。
「来週から夏休みだな。」
緑間と高尾の三人で歩く。自転車置き場まで
「そうだな。」
「俺ら初日から合宿かよ‥‥…w」
高尾は呆れながらも楽しみにしているらしく表情にでる。
「山城は夏休み中どこかいくのか?」
緑間が聞いてくる
「今年は…‥‥…‥‥…‥‥…特にないな」
考えつつ答える。
自転車置き場につくと、最近見慣れた後輪にリヤカーが付いた自転車が置いてある。
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