桜蘭高校ポケモン部
□サンヨウシティジム
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「お……来たな。いらっしゃいませ!!」
ニット帽にメガネ、茶色いパーカーに茶色いズボン、そして少しクセっ毛な青色の髪
そんな客の姿に周りの女性客がヒソヒソと話す
「なにあの人……。センスなーい。」
「何しに来たのかしら…。」
その様子を見てデントがコーンに聞いた
「あれが…例のお客様かい?」
「はい、そうです。」
ポッドが客に駆け寄った
そして、ウエイトレスらしく話しかけた
「いらっしゃいませ。ご注文は?」
「帰ってきてる?ごめんねぇ、僕の我が儘のせいで。」
客が環に向かってそう言うと
デントが喋った
「あの、この人と僕は今何故か入れ替わってしまってまして…。」
「そうなの?じゃ、今は君がデント君か。」
デントと親しげに話す客を周りの女性客達が
険悪な目つきで睨んでいた
「……なんなのあの人。」
「本当に何しに来たのかしら?」
周りの様子に気づいたコーンが客に話しかけた
「そろそろ、ご注文をお願いします。」
「うん?ぁあ、じゃ、…ジム戦を。」
その言葉にしかめっ面だった女性客達が一変
一気にヒートアップした
「キャーー!ジム戦よーー!」
「誰と戦うのかしら〜!!」
すると、突然辺りが暗くなった