桜蘭高校ポケモン部

□ホスト部ポケモントレーナー!!
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鏡夜

俺達はほとんど皆
喫茶店に帰ってきていた
まだ戻っていないのはハルヒとミノルだけだ

「ハルちゃん…遅いね…。大丈夫かなぁ。」
「雨…ひどくなりそうですね…雷とか…。」

カランコロン

「「ハルヒ!」」
「大丈夫か?ハルヒ!遅いから心配したぞ!?」

環はハルヒの両肩をつかんで言った

「……ミノルは?」
「あ、ミノルさんは途中で用事を思い出したらしくて。」
「俺の娘を一人で帰らせるとはッ!なんて男だ!」
「違います!環先輩!ミノルさんは只、自分が雷苦手って知ってたから、先に帰らせてくれただけです!」
「そ、そうか…。」

そんな中、デントが
立ち上がった

「僕ッ…探してくる!!」

そう言ってデントは走って扉へ向かった
それを止めたのはコーン

「デント、落ち着いて下さい。」
「放してくれ、コーン。」
「デントッ…らしくないですよ。」
「……ッ。コーン。」

デントは、しぶしぶ座った

「しかし、雷が鳴る前にハルヒが帰ってきて良かった。」

環がそう言うとハルヒは心配そうに
窓の外をみた

「……ミノルさん…大丈夫かな…。」

窓にはもういくつかの水滴がついていた
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