桜蘭高校ポケモン部
□異世界の少年少女
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イッシュ地方 ヤグルマの森
デント
ここはイッシュ地方。
旅を続ける僕達はサンヨウシティに戻る為にヤグルマの森にいる。
そして、迷子になっていた。
「なぁー、デントぉー今何処だぁ？」
「うーん…わからないね。完全に迷ってしまったみたいだね…。」
「えぇー!?マジかよぉー何処かに目印無いのか？デント探してくれよ！」
「わがまま言わないの〜！本当サトシって子どもねぇー。」
そんな話をしていると、僕達前に一人の青年が現れた。
黒い髪の美青年、メガネが良く似合っている。
青年は僕達を見ると、ホッとした様に倒れた。
「……ッ!?大丈夫ですか!?」
僕は咄嗟に駆け寄る。
「デント!!その人大丈夫なのかよ!?」
抱き上げると、微かだが、息はしていた。
熱中症…かな？
「とにかく、このままじゃ危険だ！水分と何か体力の回復する物を！早く！」
「私ッ…オレンの実とか探してくるッ!!」
「俺は川とか探してくるよ！」
「あぁ！二人とも頼んだよ!!」
僕はとりあえず青年を木陰に運ぶ。
うっすらと汗をかいている。
急がないと…
僕は手当てを始めた。