桜蘭高校ポケモン部

□勝手な妄想
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デント

サトシを起こして喫茶店の方に戻ると
ハニー君とモリ君の姿が見えた
ハニー君は僕に気がつくと
元気よく手をブンブン振って挨拶してくれた

「デンちゃん!おはよぉ♪」
「………おはよう。」

そんなハニー君の後ろでは
何故か環達が安堵の表情を浮かべていた

「…鏡夜は起こさなくて良いのかい?」

僕のその一言に
環をはじめホスト部の全員が凍りついた

「え、あの、………環?」
「だだだだ、大丈夫だ。」
「大丈夫じゃないだろう…。」
「……低血圧魔王の事を…すっかり忘れていた…。」

環はガタガタと震えた後
何故か決心したように立ち上がった

「………皆の衆…鏡夜を起こしに行くぞ。」
「…………。(ゴクッ)」

ホスト部の全員は環の言葉に
ゴクリと唾を飲んだ
皆がどうしてこんな感じなのか
僕にはさっぱりわからなかった
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