物語集

□それぞれの日常
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智香
4時30分
東京
少し暗くなりだし外は子供たちが出歩いているなか部屋ではパソコンの文字を打つ音が静かな部屋に響く…。カチカチ。広い部屋の割には物が少なく下には漫画や同人誌が広がっている…。
カチカチ…。窓際の勉強机に黒い髪の女の子が座っているようだ。
彼女は淡々と何かを書いている…。どうやら小説を書いているらしいが…。
智香「ふー。疲れた〜。」
智香は少し温くなったコーヒーを一口飲んだ。
智香「この調子なら、9月のコミケに間に合いそう♪」
…。コミケ?
智香「ムフフ♪今回はサンゾロの小説は萌え要素がたっぷりの(省略)」 …。どうやら彼女は腐のつく女子のようだ。
まぁ、彼女も気づいていないがこれから日常が変わるなんて思ってないだろう。その様子をある人物は見ている。
《面白い子見っけ♪》彼はにこやかに去った…。
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