カゲロウディズ

□このソラノシタで
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「シンタロー君!」
「アヤノどうしたんだ?」
「また赤点取っちゃった…。」
…少しの前の君はあんなに子供っぽかったのに。なのに、今の君は、凄く大人に成ったように美しく儚い……。
そうその日は気分転換に、水族館に遊びに来ていた。
「わぁー!見て見て!可愛いよ!シンタロー君!魚がいっぱいいるよ」アヤノは魚の群れを見て、ニコニコしていた。
俺も、水族館に来んのは、久しぶりだなぁー。と思いながら魚の群れを眺めていた。今日は、勉強の気分転換の為に水族館に来ていた。…まぁ、この後勉強もするが。
今日は、アヤノから誘われてきた。
「全くはしゃいでると、ころb…ってわぁぁぁ!?アヤノ?」
見ると、先に進んでいるアヤノがいました。
「ちょっと、止めてください!連れがいるんです!」
「いーじゃん、いーじゃん♪そんなやつほっといて、俺達と遊ぼうぜ?」見るとアヤノが柄の悪い男三人組に絡まれていました。
ブチッ
「シンタロー君…っっ」バキッ!
「いってぇ!なにすんだ、てめえ!」
グキッ!
「『なにすんだ』はこっちの台詞だ…っ!」

「しんたろ……っっ!」「アヤノ……っ!」
シンタローは目の前で泣いている愛しい人を傷つけた奴を睨み付け、
「アヤノは、俺の大切な人だ…っ!また傷つけたら…その時は。」
男達は、シンタローに脅え、命からがら逃げていった。
「しんたろ…ありがと……う」
「アヤノ!?どうしたんだ!?アヤノ!?」
アヤノは、倒れ込んでしまった。
直ぐに近くの椅子の上に横たわらせ、様子を見ていると
「う……。」
アヤノが、かすかに身動ぎした。
「アヤノ!」
「シンタロー君っっ!」
ぎゅうっっ
「腕を掴まれてる時…凄く恐くて…シンタロー君が、いなかったら…私…っっっ!」
「アヤノ……泣いていいんだぞ。溜める事なんかない。あんなに恐い体験したんだ、泣いたって当然だ。アヤノ…大丈夫、大丈夫。」
「っっ!う……わあああ、シンタロー君…心配かけて、ごめんなさいっっ!」
シンタローはずっとずっとシャツの裾を握りしめて泣きじゃくるアヤノの頭を優しく、撫で続けましたーー…。


あとがき
うーわー誰これ?タイトル全然関係ねぇwwww
駄文を最後までよんで下さり、ありがとうございました! 幸桜
 

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