わんぴーすほんだな

□猛きものもついには滅びぬ
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「 ナナシー 、どこ行くの?」
「川ぁ。」
「川?散歩?」
「うん。チョコ連れて行ってくる。」
「昼には帰ってきてよ。」
「ほいほい。」
愛犬のチョコを連れて、ウォークマンでボカロ流しながら川まで散歩。
ド田舎でなにもないけど、景色はきれいであたしはここが好き。
「はぁ…散歩日和だなぁ…。」
そんなとき、あたしの見ている川の上流からへんなものが流れてきた。
ドンブラコ、ドンブラコ…
桃太郎か!とつっこみたくなるような勢いで流れてきた。
それを見つけてからだ。
平凡な日々が一転したのは。
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