げげげのほんだな

□西洋妖怪始動
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「ひやぁ!仕事に遅れるぅ!!」
わっふー!OLであるあたしの一日は遅刻をしそうになって走るところから始まる。
いつもどおり朱の盆につくってもらったトーストを咥え、いつもどおり女子高生のように走る。いつもどおりだった。そう、いつも通り…のはずだった。
「あああ!信号が変わらないYO!おバカぁ!」あたしはいてもたってもいられず、妖怪の姿になり時を止めて走って行った。
「くそ信号機めぇ!旦那に八つ裂きにしてもらうんだからぁ!!」
そんな愚痴をこぼしながら。

「…見つけた。うん、やはり私にふさわしい女性だ。さて、どうしようか。」
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