平凡から暗殺

□愛した人
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『ジョット!!』

「どうした?」

『お前はなぜ、私を助けた!?』

私は奴隷だった。主が死んで自由になったが、ゴミ同然に路地裏に捨てられた。

飢え死にしそうだった私を、見回りしていたジョットに拾われた。

だけど、私は信じなかった。
生きるために、大人しくついて来てボンゴレに入ったが、全く持って、人を信じなかった。

どうせ、利用するために連れて来たんだろう?
そう思ってたから。

「なぜって…」

『あのまま放っておけばよかっただろう!』

「職業柄困っている人を放っておけないんだ。」

『……しょせん、お前も職業柄だけで私を助けたと?ふざけんな!!お前だって、私の能力を知ればすぐに捨てるさ!!私は…お前みたいにお人好しじゃない!』
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