紹介

□腐ったなり染めは主に隣のジャガイモのせい
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☆少し腐注意☆


「紫姫、私は最近新たなる領域に侵入した」
「へー、漫画?アニメ?」
「漫画」
「…」
「やばいのよ。めっちゃくちゃ萌えるのよ。もう、ね、俺の時代がキタ━(゚∀゚)━!って言うしかないよn(ry」


どうも、おはこんにちばんわ
大久保家次女の紫姫の友達の桐島 凛檎(キリシマ リンゴ)です
皆には「リッコ」と呼ばせているのでそう呼んでいただけると光栄です
あまり凛檎とは呼ばれたくないのですよ。


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腐ったなり染めは主に林檎の隣のジャガイのせい。


がちゃっ


夜の10時
玄関のドアが開く音がして、兄が帰ってきたのを知る。
兄の名前は“陽水”と書いて“ようひょう”と読む
珍しい名前だと私は心底思う
それを兄に行ったら「お前もな」と失笑されたが…
兄の名前の由来は“六月に生まれたから”だそうだ全く適当である。
で、そんな適当な理由で名前をつけた両親はすでに他界していまして、もう成人している兄が私の保護者なのですよ
あぁ、ちなみに私はあまり両親との記憶が無いので悲しい事にあまり悲しくないんですよね…
一人っ子じゃなくて兄がいたからこんな風に思えるのでしょうね
と、まぁ、察していると思いますが、私は周囲が呆れるほどに“ブラコン”なのですw
兄であり親でもあるこの人は、私はあまり思ったことないけれど美形だそうで…
それに頭も良いし
自慢ですね。はい。



「ただいまー」

「おかえりー」


「あ、ね。今日のご飯何?」


「…あ、作るの忘れてた」

「え」


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「ごめんね、陽水。」


あ、ちなみに私は兄の事を呼び捨てです
紫姫とか藍都みたいに「さん」とか「にぃ」なんて付けません
面倒なんで
てか、幼少期のころから呼び捨てだし、別に良いかな?とか思っていたりww


「いや。別に大丈夫だよ。」


今日の夕飯は私がご飯を作るのを忘れたので、簡単に作れるパスタです
お米炊くのも忘れてたしね…



「あ、そうだ、凛檎。今日、友達来るから別の部屋で寝てくれね?」

「…良いよ―。」

「おう、ありがとうな」

「いたしましてー」


月に何回かのお願い
陽水は月に何回か友達を家に泊らせることがある
私と陽水は同じ部屋で寝ていて、友達を泊らせる時は私は違う部屋で寝ることになっている
何度か朝にお友達に合ったことはあるけれど、その人たち皆違う人だ
友達が多いいことは良い事ですね
なぜか皆男にしては可愛い方たちですけれど…たまにめっちゃくちゃイケメンもいるけど…
そして私に合うたび会うたび赤面するのだけれど…それはなぜだろうか?


そんなこんなで夜
インターホンの音が聞こえたから友達が来たのだろう
私は両親の寝室だと言われた部屋で寝ている
いや、まだ寝てはいないけれど…
今は紫姫に無駄にお勧めされた漫画と小説を読んでいる。明日は休みなので夜更かしも大丈夫だし


漫画と小説は合計二十三冊あって、読むのが大変だ…
元からあまり小説を読むことが無いのですごい読むのが遅い
漫画なら早いんだけどな…
漫画から先に読めば良かったと後悔する


と、そんな事言っている間にやっと最後の小説を読み終わった
時間はお友達が来てから一時間ほど経っている
そう言えば、お友達が来た日にこんなに遅く起きた事無いなぁ
まぁ別にそんなのどうでもいいことだけどね―
今日はどんな人なのかな?とかは気になるんですよねー部屋で何してるんだろう?とか…


さて、紫姫からのお勧めの漫画を読もうではないか
確か「数冊は危ない内容が含まれているので気おつけて下さい」とか言われたな
どれだったっけ?


がさごそと紙袋の中をあさっていると、表紙が明らかに危ないと思われるものを見つけた
うん
これは危ないね


これは最後にしよう
うん
そうしよう


数冊を紙袋に入れなおし、普通の奴を見始める



数分して漫画を読み終わると同時に、喉の渇きを覚えた
あまりリビングには行きたくない
陽水のお友達と鉢合わせとかなんか嫌じゃん
それに行くのが面倒だし…


まぁ、喉が渇いたと感じたらそれしか感じられなくなったからキッチンに向かうのだけれど


あまり音をたてないようにドアを開けて、リビングに行く
リビングの隣の部屋が私と陽水の部屋だ
つまり今陽水とお友達がこの部屋にいる
ここで物音とか立てたら速攻にここにいることがばれるんだろうなぁ
いや、ばれても大丈夫だろうけどさぁ
やっぱり「男二人で夜の遊び」というキーワードだとさぁAV観賞だと思うんだよねー
だから、ほら
私も女の子だし見ざる聞かざる言わざるをしないとねぇとか思うんですよ


とかそんなこんなでリビング通り過ぎてキッチンに到着です
リビングからキッチンへはまぁまぁ距離もあるので音たてても大丈夫だと思うので気にしないで冷蔵庫をオープンッ!!


あはっ
あの野郎。私のアップルティー飲みやがったな
かなり量の減ったアップルティーの紙カップを持つ
少しイラついてパックが凹んだがそこは無視しようではないか


残り少ないアップルティーの紙カップと予備のアップルティーを持ち、お菓子保管庫(リッコ用)からお菓子の袋を持って部屋に帰る
勿論、リビングではまるで忍びの様に静かにするつもりです


そう、



つもり



予定は未定
だなんて誰がそんな上手い事言えと言ったのでしょうかね?


リビングの隣の部屋から聞こえる明らかに男の喘ぎ声



私は何も見ていない
私は何も言わない
私は何も聞いていない



そう、見ざる言わざる聞かざる
そう、私は三種の猿になるのだ


なに、喘ぎ声から「陽水」の名前が出てきても、私は何も聞いていないのさ


お菓子の袋を落としかけたけれど、私は平常を装って寝室に行く


来週から陽水と違う部屋で寝よう
そう心に決めながら


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「これが、私が腐女子になったきっかけですね―、多分。まぁ、そのあとに読んだ漫画が感動的なBLだったのでそれも有ると思いますが」
「……………………うん。取り合えず、お姉さん吃驚だわー」


紫姫のお姉さん、実姫さんに「腐女子になった切っ掛け」を聞かれたので、それを話したらすっごくビックリされた
まぁ、確かにそうだよね
こんな切っ掛けなんてないよね


「リッコちゃん、取り合えずお兄さんの事聞かせてくれない?良い萌えだわぁ」


でも、すぐに立ち直った実姫さんは最強だと私は思います。


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