紹介

□ご忠告ありがとうございます。
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ご忠告、ありがとうございます。


朝、教室に入るとなぜかいつもよりうるさく感じる
なんだ?
何か面白いニュースでもあるのか?


なぜか昨日までなかった隣の机に疑問に持ちながらも席に着く


俺が通っているこの学園はかなり可笑しい
説明などは面倒なので省くが、兎に角可笑しいのだ
代表的なのはゲイやバイが学園の大半を占めると言う事だろう
言い忘れていたが、ここは金持ちの集いし全寮制の男子校である


正直、こんな変な学園には入る気はなく、家の近くの共学の高校に入る予定だった。
そんな俺は姉たちにここに無理矢理入れさせられた
不幸なのか幸いにもなのか?
まぁまぁ頭の良かった俺は、無駄に金のかかるこの学園の「特待生」と言う枠組みで入ることができてしまった。
そしてまた、悲しのか嬉しいのか、この学園の生徒会書記をさせられている
ここでの生徒会役員は簡単にいえばアイドル的存在だ
見目が良いのが選ばれて生徒会になる
つまり、俺、見目が良い。と言う解釈になるのだ
まぁ、前から言われていたから無自覚―とかじゃないけどさ
姉さんたちも整ってるし、兄弟の俺が違うってのはあまりないだろうなぁとかも思うし


あぁ、そう言えば、そうか…
生徒会と言う単語で思い出した
そうか
この前、生徒会で会長から転入生がくると聞いたが、今日がその日なのだろう
だから皆なんかそわそわしてるのか




この前


生徒会室で仕事をしていたときに、会長が理事長に呼び出された
んで、帰って来ての一言が
「転入生がくるぞ。案内に一条、お前が行けよ」
という意味のわからないことだった
あ、一条って言うのは副会長の事です


「…もう少し、詳しく話してくれませんか?」


ポカーンとしていた副会長が得意の笑顔を少し引きつらせながら言う
まぁ、そうだよなぁ
とか思いながら俺は関係ないので仕事を再開


今日も書類が多かったので、最後まで残ったのは会長と俺
なんか最近無駄に仕事多いいなぁ。とか思いながら切りのいいところでなぜか生徒会室にある給湯室でコーヒーを入れる。ついでに会長のも
この人、さっきから休みを一つもいれていない。
たぶん俺と同じように切りのいいところまでやらないと気が済まないんだろう
でも流石にこの時間ぶっ通しで仕事するのは体に悪いだろうから、無理矢理休ませる。
最近それが俺の日課になりつつあるのが最近の悩みだったりする


「……会長、休憩しましょうよ」

「お―…」


生返事だが、返事をしたので大丈夫だろう
この前までは返事すらしてくれなくて困ってたし
良い進歩だよ


「大久保」

「はい?」

「転入生はお前と同じクラスで校長の親族みたいだ。気ぃつけろよ」

「……」


うわぁ
いつも口を開けば酷い事しか言わないのに
珍しく優しい言葉を吐く会長にドン引きするが、そんな会長が忠告しているんだ
相当やばいのだろうな



って言うのがこの前の出来事だった



思いだしがら隣を見ると、昨日までは無かった机
教室の前にはダル系(自称)お兄さんの担任
の、横に立つ転入生
周りはその容姿に対してドン引き


「おはよう!!俺の名前は五竜 宙!!!!皆と早く仲良くしたいんだ!よろしくなっ!!!!」


無駄、に、ハイテンション



あぁ、どうしよう
俺、こいつの事無理だわ


「じゃっ、五竜の席は…大久保の隣だな」


ああ、やっぱりそうですか






会長の忠告を破るほど怖いことはないのに
先生、席替えを激しく希望してもいいですか?






-----------family-----------

最後の『先生、席替えを激しく希望してもいいですか?』
はお題サイトの『fisika様(http://fisika.at-ninja.jp/index2.html)』
から使わしていただきました。
ギャグ的学校生活
『席替えを激しく希望します。』から

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