医龍(腐/朝田×外山)
□恋の誘惑**Toyama side
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突然の大雪で交通機関、高速道路がストップ。泊まるところを探すべく街に出た俺と朝田、…たどり着いた先は…
「…なぁ…なんで、……ラブホ…?」
なぜか、ラブホテルの前にいる。
「仕方ないだろ、どこのホテルも埋まってるんだ。泊まれるだけマシだろ」
しらっと澄ました顔でそういうが……いやいや、…おかしいだろ…!
「俺は行かねーぞ。男二人でラブホは、完全ゲイだ、なぁ」
「車で寝泊まりする方が危険だ、ほら、行くぞ」
「俺は行かねーって!離せよ、おいっ!」
抵抗する俺を完全無視の朝田は、俺の腕を無理矢理ひっぱってラブホテルへと入って行く。これは、ヤバイやつだって!絶っっ対ゲイって思われる。
「二人です、はい。…一部屋……。じゃあ、それでいいです」
どうやら部屋は一つしか空いてないらしい。ラブホで同室なんて…どう考えてもアヤシイだろ!
「いい、俺は車で寝る」
「こんな大雪だ、埋まったらどうする?」
「心配ねーよ」
「お前がよくても俺がダメだ。行くぞ」
「っ…行くしかねーのかよ…」