□ブックタイトル
夢の欠片3

□執筆開始日
2013年08月30日

□カテゴリー
小説
 ドリーム

□概要
いつも私は泣いていた。

心の中で、いつも泣いていた。

もう一人は嫌だと言って、泣いていた。

そんな泣き虫な私に心配なんかかけてほしくなかった。

皆が困る表情なんて見たくなかった。

―――そんな時、ふと気付いた。

泣くから、皆が心配するんだって。

皆に、迷惑がかかるんだって。

だから、私は決めたんだ。

泣いて皆を困らせるのなら、笑っていようって。


――――笑顔の裏で、誰にも気づかれないように声を殺して泣いていようって。

□読者へのメッセージ
ルームシェア素顔のカレ夢小説です。
オチは桜庭裕介です。


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