銀河へキックオフ

□夕日の練習
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カァン…カァン…

「っ、ハァ」

いつもみたいに練習してたらなんか話し声が聞こえてきた

「あの子のチームに勝ったぁ!?いや、その前に都大会までいったんか!?」

あの子って僕のことかな
それにしてもこの喋り方…大阪の人か

そんなことを考えていたら聞き覚えがあるような無いような声が聞こえてきた

「青砥さん!!やあ、去年の大会いらいだよね」

…うん、やっぱ知らない

「いやー、相変わらず凄いテクニックだね」

「…だれ?」

「、あれ?ほら、桃山プレデターズの太田翔だよ!」

「見たことない」

「あ、あぁそっか、はは、まぁ試合の時は応援席だったからね」

…あ、女の子降りてきた
関西弁の子かな

「あ、ねえ、練習してるんだったらさ、一緒にやんない?どう?」

「まだ日が沈むまで少しあるしさ」

「悪いけど今日はもう終わり」

「えっ…」

「じゃあ」

答えも聞かずにボールを自転車の籠に入れて漕ぎ出す。

…お腹すいたな



(目ぇ青……綺麗な子やったなぁ…)

(あれ?エリカちゃん?おーいどうしたのー?)
 

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