07/28の日記

20:54
おば様達の会話
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毎日暑いですね。今日はちょっとマシだと思っていたら、33度だったそうです。確かに、38度に比べればマシだと言えます。

その38度だった先日、小腹が空いたので家の近所のパン屋さんへ行ったんです。
そのパン屋さんには、大きくはないけれど喫茶スペースがあり、買ったパンとコーヒーやジュースなんかを食べたり飲んだり出来るようになっているんです。

管理人がパンとアイスコーヒーを買って座席に陣取ると、少し離れたところに二人のおば様がお話し中だったのですが、会話がところどころ聞こえてきました。

ア〇エルとか日本人の名前としてどうなのか、名前に"泡"とか永続性のない字を使うのは感心出来ない……いわゆるキラキラネームのお話をされていたんですね。
内心、ふむふむと頷く管理人。次の瞬間、聞こえてきたおば様の台詞にびっくりしました。

「名が体を現さないのは、シェイクスピアの世界だけじゃない?薔薇が薔薇という名前じゃなくても香りは変わらない、とかなんとか。でも、名前が違ったら香りも違うかもしれないわよね?」

おお、まさかの意味論的転回!つーかここでシェイクスピアを持ち出すとは、このおば様方、ただ者では無さそう……そういや某朝ドラでもやっていたな、ロミオとジュリエット。

そんなことをぼんやり考えていたら、おば様方の話は何故か長曽我部氏に移っていました。

どういう流れでそうなったのか分からず、なんか悔しい。

アイスコーヒーをちびちびと飲みながら聞き耳を立てていると、そこから明智光秀、織田信長、応仁の乱へと話が変わっていき、やがて『南朝敗北後の寺社勢力の動きについて』という、大変面白そうな話題が出たのですが…………管理人、そこでアイスコーヒーを飲みきってしまったのです。

パンは先に食べてしまっていたし、ぐずぐずと居座ってはお店に迷惑でしょう。小心者の管理人は、ちょっぴり後ろ髪を引かれながらお店を出ました。

歴史の話は面白いと思います。

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