小説

□あざといくらいがいいのです
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帝光中学キセキの世代には、見た目は大人中身は子供というコ○ンの逆バージョンと言っても過言ではない奴がいる。

その名も、紫原敦!

・・・・・おふざけもここまでにしておいて、俺は最近思うのだ。


敦が可愛すぎる!!!!!


お菓子をパクパク食べる姿なんて、どこからどう見ても天使としか言い様がない。

「赤司!いい加減紫原を止めてくれ!」

僕の可愛い敦が一体何をしたって言うんだ 。

「さっきから菓子食うばっかで全然バスケしようとしないんだよ!」

そう言いながら青峰が敦からお菓子を取り上げようとする。

だが、自分よりも幾分身長の高い敦からお菓子を奪い取るのはなかなかに難しいらしく、 俺から見ても身長の高い青峰でさえピョコピョコしている有り様だ。

可愛い敦からお菓子を取り上げるのはあまりしたくないな、そんなことを考えていると黒子が近寄ってきた。

「赤司くん。お菓子を与えるのは別に構いませんが、それ相応の運動をさせなければ紫原くんは太ってしまう一方ですよ?」

太った敦・・・・。うん、あまり見たいとは思わないな。あの体型と身長でこその敦である。ここは全力で止めなければ。
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