桂木大地

□ある夜 見た夢
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・・・総理はとてもお忙しい
警護に付く我々桂木班も、もちろん忙しい日々が続いていた

桂木(しばらく会ってないな・・・)
その日の警護を終え、自宅に戻ったのは深夜2時
彼女はすでに眠っているであろう時間だ

桂木(きみに・・・会いたいよ)
彼女から送られてきたメールを読み直す
日常報告に似た、たわいもない内容だが
脳裏には、楽しそうに話す彼女の姿が浮かんだ

今日の疲れを流すようにシャワーを浴び
明日の予定を思い返しながらベッドに入る
数時間後には、官邸へ戻っていなければならない

桂木(最後に羽純と眠ったのは、いつだったかな?)
ふと、自分の腕の中で眠っていた彼女を思い浮かべた

とても無防備な顔をして眠る彼女
大学生にしては、あどけない顔
思い出すだけで愛しさが込み上げてくる

そんなことを思いながら、いつの間にか眠りに付いた・・・
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