桂木大地
□総理と2人・・・
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その日、警護に付いていた桂木が
平泉と共に官邸へ戻ってきた
平泉「桂木くん!」
執務室まで送った桂木が部屋を出ようとすると
平泉に呼び止められる
桂木「はい、何でしょうか?」
何か、報告や連絡事項の漏れでもあっただろうか?
そんなことを思いながら振り返った
平泉「君は、これから何か用事があるかね?」
桂木「は?」
どうやら、警護に関する事ではないらしい
桂木「あ、いえ・・・
この後、明日の確認を行うだけですが・・・」
その言葉を聞き、平泉がニッコリと微笑んだ
平泉「たまには、一緒に酒でもどうだい?
大使館の方から、良いのを頂いたんだ」
桂木「総理さえよろしければ・・・」
平泉に誘われて、断れるハズがない
平泉「では、君の用が済んでからで良い
ここに戻って来てくれるかい?」
桂木「了解しました」
一礼すると、執務室を後にした