ひとり語り
□【その他】君があまりにも可愛くて
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今回は超SS ひとり語り
桂木大地
石神秀樹
一柳 昴
この3人の個別語りになってます
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<桂木大地の場合>
1回りほど年の離れたキミ
時々ジェネレーションギャップを感じてしまうよ
そんな時、キミは言う
『私、もっと早く生まれたかったです』
俺が遅くではなく、自分が早くだなんて
その言葉と表情が可愛くて愛しい
でも、同じ時代に生まれていたら
きっと俺たちは出会ってないだろう?
そう言うと、拗ねたような顔をする
まったく、本当に可愛すぎるよ、キミは・・・
あまりにも可愛くて
ついキミを甘やかせたくなってしまう
また、アイツ等から保護者みたいだと言われてしまうな
でも俺は本当にキミを想っているよ
愛してる・・・
俺は口下手だから、なかなか伝えられないけれど
きっとキミは『知ってます』と言って、笑うんだろうな
あぁもう
本当にキミがあまりにも可愛くて困ってしまうよ
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<石神秀樹の場合>
出会いは最悪でしたが
いつの間にか、アナタと過ごす時間が増えましたね
気付けば当たり前のように側にいて
ニッコリと微笑むキミ
ロボットだと言われた私も、つい頬が緩んでしまう
こんな顔、誰にも見られたくはないな
私の様子を伺うように覗き込むキミ
その表情は可愛すぎて、正直、対応に困る
仕事中の私はサイボーグでなくてはならないから
私はアイツ等みたいにはなれない
そう言った時
キミは『大丈夫』と言って笑った
『石神さんが優しいってコト、知ってますから』
その笑顔と言葉に
私はもう、アナタを手放せなくなってしまったんですよ?
何気ない仕草・ふとした表情
あまりにも可愛くて、抱きしめずにはいられない
いいですか
そんな可愛い顔、私が仕事中の時は慎むように
でないと・・・
アイツ等の前で、俺のものだという証拠を見せる事になるぞ?
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<一柳 昴の場合>
まったく・・・
お前は自分が可愛いってコト、自覚してないだろ?
俺の女なんだから、いい女に決まってる
他の奴等になんか愛想を振りまく必要もねぇ
お前の可愛さは俺だけが知ってればいいんだよ!
不器用で、鈍くさくて
それでも、いつも一生懸命で・・・
そんなお前から目が離せない
愛してる・・・
そのたった一言で真っ赤になるお前
それ、ものすごく可愛すぎだから
そんな顔されたら、夜まで我慢できねぇだろ
何なら、今すぐ押し倒してやろうか?
そう言ったら
また真っ赤になって、うろたえるんだろうな
ま、そんな所に惚れてるんだけど
だから・・・
お前は、無理しなくていい
そのままでいい
俺の腕の中でだけ“女”の顔を見せろよ
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