SOUL EATER book4

□とやかく言う前に動け!
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「だってね」


うだうだ。そんな効果音が背景に似合いそうな私を見て、ブラック☆スターは深いため息を吐いた。
うだうだしてたってしょうがねぇだろ。多分そう言いたいのだろう。
彼のイライラが伝わって私はさらに現状を維持しようと言い訳を考える。


「あっちも嫌なんじゃないかなって」

「嫌な訳ねーって」


さらっとそう言って、彼は私の顔をじっと見て一言。


「ソウルもマカも喜ぶと思うぜ」


ブラック☆スターがそう言うならそうなんだろう。
だって彼はソウルくんの友人だし、マカちゃんの友人だし。
彼の何も考えてない軽い一言で、私の意見は簡単に決まってしまう。


「お夕飯に、ソウルくんとマカちゃん、呼ぼっか」

「っしゃー!」



とやかく言う前に動け!



 

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