小さな本の野望

□カラオケ行こう♪ジャイロゼッター編
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某日、横浜市のカラオケボックスにて…………。









カケル「イェー!!カラオケだぜ!!」
りんね「はしゃぎすぎ!ていうかいきなり『カラオケ行く』なんて…。」
サトリ「まあまあ良いじゃないですか、みんなでこうやって騒ぐのも悪くないですよ。」
ミッチー「せやせや!忙しい時こそパーッとやるんや!!」
ソウタ「確かにその通りかも!今日は思いっきり楽しもう!」
シュンスケ「それは良いが、ハルカはともかく何故お前が居る?」
トーマ「良いではないか、カラオケというものがどれ程面白いものか感じてみたかったのだ。」
ハルカ「私一人もなんだし連れてきたの、それにコイツカラオケ行ったことないらしいし。」




アルカディア一行はゼノンとの戦いに勝利したあと、イベントやら何やらで暫く多忙な毎日を送っていた。そして、ようやく休めるときが来た。それで息抜きということでカラオケボックスにやって来たのだった。


ミッチー「この際やからカラオケ大会にせえへんか?」
カケル「いいんじゃね!?よーし、決定!!」
りんね「もう、また勝手に……。」
サトリ「りんねちゃん、こういうときこそリラックスですよ!」
りんね「はい……。」
ハルカ「飲み物頼みましょうよ、無いとキツイでしょ?」
ソウタ「みんな、何にする?」
シュンスケ「アイスティー。」
トーマ「冷たいコーヒー。」
ハルカ「次々言いなさいよ。」





各自飲み物やデザートを頼み、準備オーケー。


カラオケ大会の幕開けです。






1曲目は『なやましマンボ』、歌うのは………。

ハルカ「ハルカ、パスタ食べます!!」
シュンスケ「ハルカ!!それは某ガンダムテレビのネタだ!!!!」
サトリ「ナイスツッコミです!!」
ミッチー「歌う第一声それかいな!!」








ハルカ「マ*ン*ボ♪な*や*ま*しく♪
マ*ン*ボ♪う*ねり*な*がら♪
マ*ン*ボ♪高*く*昇*ろう♪息*の*止ま*るほどに♪マ*ンボ♪」
ソウタ「ノリノリに歌ってる………。」
トーマ「踊り付きだと……!?」
カケル「ノリが悪そうに見えて一番ノリノリだったりして。」
りんね「カケルに同感する。」



ハルカの点数は85点、いきなりハードルが高くなってしまった。
それを思う前に、彼女のノリノリの様子を見て複雑に思ったのだった。



ミッチー「いきなり高得点やな。」
サトリ「私も頑張らないと。」





この調子で次の曲は『Ζ・刻を越えて』、歌うのはシュンスケである。

シュンスケ「今*は*動*け*ない♪そ*れ*が運命(さだめ)*だ*けど♪諦*め*や*しない♪もう*目*覚*め*たから♪」


歌っているシュンスケの顔は完全に無表情である。


ソウタ「兄さんちょっと怖い。」
カケル「笑顔笑顔!」
ハルカ「とにかく笑う!!」
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