小さな本の野望

□カラオケ行こう♪ガンダム編
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某都市、カラオケボックスにて……。








ジュドー「第1回カラオケ大会、始まり始まりー!!!!」
アムロ「いきなりですまないな。」
コウ「突然、『どこか行こう』ってきたから何かと思ったらカラオケか……。」
アセム(ゲーセンじゃなくて良かった…………。)
ドモン「大会と言っているが、これは俗に言う歌合戦か?」
カミーユ「歌合戦みたいにチームでやるんじゃなくて、一人一人で歌うんです。」
シロー「なるほど………。」






フリット「だが、これは戦争だ。この戦争に勝った者には褒美がある、これを目指して頑張るのだ。」
ヒイロ「負ける気はない。」
バナージ「本気になりすぎて機械壊すなよ?」
キラ「優勝商品かぁ……なんだろうな。」
キオ「僕だって負けないよ!!」
刹那「勝つのは俺だ。」
レイジ「オレだ!!」
セイ「この戦い荒れそうだな………。」






まずは一曲目、『T*S*U*B*A*SA』。歌うのは……。

コウ「あ、俺が入れたヤツだ。」
アセム「しかも●ンガンク●ムゾンズの方だと!!お前歌えるのか!?」
コウ「ちゃんと練習しましたよ、宴会芸用に。」
アセム「これが宴会芸用!?」
ジュドー「まあまあまあ!!落ち着こうかアセムさん!!」
刹那「始まるみたいだ。」






コウの歌声はまあまあ良かった、ただ日頃と曲とのギャップのせいで一同が笑いを堪えていた。


コウ「この世を変えてぇぇぇ♪」
アムロ「いいぞコウ!!」
カミーユ「なんだろう、この変な感じ。」
キオ「カッコいいー!!この曲カッコいいよ父さん!!」
アセム「そうだな……。(いつものコウからのこの曲のギャップがおかしいが。)」
セイ「いきなり高得点行きそう…、自信ないなぁ………。」
レイジ「セイ!まだわかんねぇだろ!?お前が負けてもオレが勝ってやる!!」
セイ「それ励ましてるのか!?」





コウの得点は76、意外と普通であった。




ヒイロ「フン…………。」
シロー「いきなりハードルが上がってる、やるなコウ。」
コウ「そう!?」
フリット「面白いことになったな。」
キオ「カッコいいー。」
刹那「だが、まだチャンスはある。」






次の曲は『グ*レ*ーゾーンに*て。』、今流行りのボカロがもう登場している。

ドモン「この曲は誰が……?」
ジュドー「オレ。」
カミーユ・キラ「ブッ!!」
刹那「汚いぞ二人。」
ジュドー「ジュドー行きます!!」





張り切るジュドー、しかし………。






シロー・コウ「耳が痛い………。」
レイジ(チーン………。)
セイ「レイジがあの世に行きかけてる!!」
キラ「しっかりレイジくん!!」
フリット(撃沈)
キオ「じいちゃーん!!!!」



あまりの下手さに、一部涅槃に行きかけているのだった…………。(得点は非常に悪い結果。)


キオ取り直して(気を取り直して)、次の曲へ行くことに。


アムロ「さあ次の曲は?」

メロディーが流れてきます。

バナージ「あれ?この曲って……『赤*いカ*チ*ューシャ』?」
シロー「よく知ってるなバナージ、次は俺だ。」
カミーユ「曲のチョイスが今のところおかしいの気のせいですか?」
アセム「全く気のせいじゃない。」
キラ「というかマニアック?」





力強いシローの歌声が響く、最後の所は盛り上がった。

シロー「lalalala〜♪」
ジュドー・レイジ「HEY!HEY!HEY!」
アムロ・コウ「HEY!HEY!HEY!」
バナージ「アムロさん!?」
セイ「マズイ、突っ込み役のSAN値がピンチかも。」
キオ「HEY!HEY!HEY!」
カミーユ「キオ!お前もか!!」
ヒイロ「集団発狂か?」
セイ「多分?」



ちなみに結果は73点、普通である。




シロー「歌うのって楽しいな!」
刹那「何故お前達は疲れ果てている?」
カミーユ・セイ・バナージ「ナンデモナイデス」
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