-BARO×JINYOUNG-

□嫉妬
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…見てしまった。
いや、違う、正確には聞いてしまった、の方が正しいのかな。
まぁどっちでもいいけど。とにかく僕は見てしまった。


バロがドゥルと…してるところ。


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「ん~…」

目が覚め時計を見ると、ちょうど3の文字をさしていた。

朝までまだ時間があるからともう一度眠りにつこうとしたが、喉が乾いて重い身体を起こしリビングへ足を運んだ。

水を飲んで部屋へ戻ろうとした時、不意に向かいの部屋から声が聞こえた気がしてまだ寝ていないのかと思いそちらへ向かうとバロとサンドゥルの声が聞こえた、



「あぁっ、バロ…ゃ、あっ、」

「っ、く…サンドゥル…」


その言葉に僕は金縛りにあったかのようにその場に立ち尽くした。

それからしてどのくらい経っただろう、バロの笑い声が聞こえてはっと意識が現実に引き戻され、見つからないように早足で部屋に戻った。
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