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【む】 3件

【ムーサ (むーさ)】

ムーサ(日本語ではムサとも)、はギリシア神話で文芸(ムーシケー、ムシケ)をつかさどる複数の女神である。

複数形はムーサイ。

ラテン語: Musa に由来する英語: Muse 「ミューズ」が日本ではよく使われる。

ヨーロッパの多くの言語では、「音楽」を意味する語、また「美術館」「博物館」を意味する語が、この名前から派生している。

古典古代の学堂であったムセイオンは、もとは文芸の女神ムーサを祀る神殿であったが、後に文芸・学問を研究する場にも使われるようになった。

ルネサンス以降に西洋に博物館が成立した際に、ムセイオンの名が復活している。


概要

ヘーシオドスの『神統記』によれば、大神ゼウスとムネーモシュネーの娘で9神いるとされる。

ピーエリア王ピーエロスの娘ピーエリスたち(ピーエリデス)とも同一視された。

ムーサたちはパルナッソス山に住むとされる。

ムーサたちを主宰するのは学芸の神アポローンである。

しばしば叙事詩の冒頭でムーサたちに対する呼びかけ(インヴォケイション)が行われる。

なお『ホメーロス風讃歌』にはムーサたちに捧げる詩がある。


【ムスカリ (むすかり)】

開花時期




花言葉

失望/失意


【ムネーモシュネー (むねーもしゅねー)】

ムネーモシュネーは、ギリシア神話に登場する記憶を神格化した女神である。

日本語では長母音を省略してムネモシュネとも呼ぶ。



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