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【へーパイストス (へーぱいすとす)】
ヘーパイストスは、ギリシア神話に登場する神である。
古くは雷と火山の神であったと思われるが、後に炎と鍛冶の神とされた。
オリュンポス十二神の一柱。
神話ではキュクロープスらを従え、自分の工房で様々な武器や道具、宝を作っているという。
その名前の語源は「炉」・「燃やす」という意味のギリシア語に由来するといわれているが、
インド神話の火の神・ヤヴィシュタに由来するともいわれる。
古くから小アジア及びレームノス島、シチリア島における火山帯で崇拝された神とされる。
ローマ神話ではウゥルカーヌス(Vulcānus)に相当する。
あるいは、ローマ神話名を英語読みしたヴァルカン(Vulcan)や、日本語では長母音を省略してヘパイストスやヘファイストスとも呼ばれる。
【へーべー (へーべー)】
ヘーベーは、ギリシア神話の青春の女神である。
元々、ヘーベーとは、「若さ」の意味で、青春が神格化され女神となった。
日本語では、長く伸ばさず、短くヘベとも呼ぶ。
青春を司る女神であるが故に、神々の若さを保つための不死の霊薬であるネクタル(神酒)やアンブロシアを出す役目を負っているのである。
このことから転じて酔った状態の「へべれけ」の語源とも言われる。
ローマ神話での対応
ローマ神話では、ユウェンタスをヘーベーに対応させた。
【へーラー (へーらー)】
ヘーラーは、ギリシア神話に登場する女神。
結婚と母性、貞節を司る。
その名は古典ギリシア語で「貴婦人、女主人」を意味する。
沿え名はガメイラ(結婚の)、ズュギア(縁結びの)、アルカディアではまたパイス(乙女)、
テレイア(成人の女性、妻)、ケラ(寡婦)の名もある。
特に最後の称号は神話と一致しないため、いろいろな説明が行われたが起源は不明である。聖鳥は孔雀。
元来は、アルゴス、ミュケーナイ、スパルタ等のペロポネーソス半島一帯に確固たる宗教的基盤を持っており、かつてアカイア人に信仰された地母神であったとされ、北方からの征服者との和合をゼウスとの結婚で象徴させたと考えられる。
ギリシア神話に登場する男神は総じて女性にだらしがなく、夫であるゼウスはその代表格である。
そのため、結婚の守護神でもあるヘラは、嫉妬心が深く、彼の愛人やその間に生まれた子供に復讐する残酷な女神として描かれている。
しかし、ヘーラー自身は貞淑である。
二神の不和は、両者の崇拝者が敵対関係にあったことの名残とも考えられる。
神話ではクロノスとレアーの娘。
ゼウスの姉にして正妻。
オリュンポス十二神の一柱である。
オリュンポス十二神の中でも情報収集能力に優れた描写が多く、夫ゼウスの浮気を迅速に察知するなど高い監視能力を発揮する。
【へーリオス (へーりおす)】
ヘーリオスは、ギリシア神話の太陽神である。
ギリシア語では、太陽・日の意味である。
太陽は天空を翔けるヘーリオス神の4頭立て馬車であると古代ギリシア人は信じていた。
日本語では、ヘリオスとも呼ぶ。
【へカトンケイル (へかとんけいる)】
ヘカトンケイルは、ギリシア神話に登場する3人の巨人。
五十頭百手の巨人の姿をしている。
概要
ヘカトンケイルという名は単数形で、複数形は ヘカトンケイレスという。
その名は百の手を意味する。
ラテン語では訳され、 Centimani とも言う。
【へスティアー (へすてぃあー)】
ヘスティアーは、ギリシア神話に登場する炉の女神である。
オリュンポス十二神の一柱に数えられるが、別伝ではヘスティアーの代わりにディオニューソスを数えることもある。
これは、十二神に入れないことを嘆く甥ディオニューソスを哀れんで、ヘスティアがその座を譲ったためとされる。
その名前は「炉、竈」を意味する。
日本語では長母音を省略してヘスティアとも呼ぶ。
【へルメース (へるめーす)】
ヘルメースは、ギリシア神話に登場する青年神である。
長母音を省略してヘルメスとも表記される。
オリュンポス十二神の一柱。
旅人、泥棒、商業、羊飼いの守護神であり、神々の伝令役を務める。
能弁、体育技能、眠り、夢の神とも言われる。
元来はペラスゴイ人の神で、ドーリア人の侵入に従ってギリシア全体に広まったといわれる。
死者、特に英雄の魂を冥界に導く死神としての一面も持ち、
その反面冥界から死者の魂を地上に戻す役割も担っており、オルペウスが妻エウリュディケーを冥界から連れ出そうとした際に同行した。
タキトゥスは北欧神話のオーディンとヘルメースを同一視している。
【紅花 (べにばな)】
開花時期
夏
花言葉
包容力/熱狂
【紅姫 (べにひめ)】
浦原 喜助(ウラハラキスケ)の斬魄刀
始解
起きろ、紅姫(オキロ、ヘ゛ニヒメ)
能力
『啼け、紅姫』の詠唱にて『血霞の盾』なるものを発生させた。『斬月』の『月牙天衝』を防ぐ。
【ペルセポネ (ぺるせぽね)】
ペルセポネーは、ギリシア神話に登場する女神で冥界の女王である。
ゼウスとデーメーテールの娘で、ハーデースの妻として傍らに座しているとされる。
しばしばコレー(「乙女」の意)とも言及される(地上にいる間はコレーと呼ばれ、冥界に入るとペルセポネーと呼ばれることもある)。
日本語では長母音を省略してペルセポネ、ペルセフォネとも呼ぶ。
その他
ペルセポネーはローマ神話にも取り入れられ、プロセルピナと呼ばれた。
名前の由来には諸説あり。
「光を壊す女性(人)」或いは「目も眩むような光」
「破壊者」
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