**etc**
□eお風呂でポン
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「お〜いシカマル寝るな〜?今日泊まってくのか?」
『ん〜……帰るのめんどくせぇ…』
ここはゲンマの家。
二人がお付き合いを始めて三ヶ月…一番楽しい頃だと言うのにシカマルは全くそれらしさも無く、ゲンマは少しシカマルを困らせてやりたくなっていた。
……と言うよりもいつもとは違うシカマルを見たくなったと言うのが正しいのかも知れない。
「…お泊まりすんならお前風呂一緒に入るぞ」
『へ?…ぁあ…なんか楽出来そうなんで良いっすけど…?』
色気がないと言うより完璧にゲンマに警戒心がないシカマル…
ゲンマがニヤリと笑ったのに気付いていてもその意味が分からないシカマル……
可愛いです。
「……っし。じゃあ俺んちの風呂ルールに従って貰うからな」
『…は?そーゆーのめんどくせぇんで…っわ!?』
ソファで半分寝かかっているところを抱えられたシカマルは少し驚いてみせたものの、やっぱり安心しきっているのか(それとも本当に面倒くさいのか…)ゲンマに体を預けて大人しく風呂場へと運ばれてしまう。