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□それぞれの第２武器
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〜それぞれの第２武器・トワ〜
ソウシ
「さて、トワの第二武器はどうしようか」
ハヤテ
「トワに第二武器ってなくね？」
ナギ
「こいつはいつもこのままだからな」
シン
「むしろ、トワに第二武器がある方が驚く」
トワ
「じゃあ、僕の第二武器はないってことですか？」
ソウシ
「そうだね…そうなるかな」
トワ
「そ、そんなぁ…」
ナギ
「第二武器なんて、ない方がいいだろ」
ハヤテ
「そうそう。下手すれば変なもん第二武器にされるしな」
シン
「お前のヤツは我ながら名案だと思ったんだが…」
ハヤテ
「どこが名案なんだよ！ふざけたことしやがって！」
シン
「最後は認めただろ？」
ハヤテ
「認めざるをえないようにしたんだろ！お前が！！」
ソウシ
「二人とも喧嘩しないの。トワも、そんなに落ち込まないで」
トワ
「…うぅ、だって…僕だけないなんて…」
ナギ
「まだないって決まったわけじゃない。船長の意見が残ってる」
ハヤテ
「あ、そういや船長は？」
ソウシ
「あっちで一人、座り込んでるよ。思ったよりもダメージが強かったみたい。石化は逃れたけど、まだ心が…」
シン
「あれじゃ話を聞く事もできませんね」
ハヤテ
「なんで船長、あんなとこで落ち込んでんだ？」
ナギ
「腹でも壊したんだろ」
ソウシ
「うん、３人とも気づいてあげて。自分たちが原因だって」
トワ
「…納得できません」
ハヤテ
「俺ら何もしてないすっよ。ソウシさん」
シン
「ハヤテと喧嘩ならしましたが…」
ナギ
「俺は誰とも喧嘩してねぇ」
ソウシ
「無自覚なのはわかったから、今は船長のことは…」
トワ
「僕、こんなの納得できません！！」
ハヤテ
「うわぁ！トワ！急にでかい声出すなよ！！」
トワ
「僕、船長のところに行って、僕の第二武器について聞いてきます！！」
シン
「やめておけ。ただの無駄足だ」
トワ
「そんなのやってみなくちゃわかりません！！船長―！！」
ナギ
「…怒りながら船長のところに行ったな」
ソウシ
「よっぽど自分の第二武器が欲しいんだね」
ハヤテ
「第二武器なんて、変なものにされるって言ってんのに、変わった奴だな」
トワ
「船長！船長！僕の第二武器は何ですか！？」
リュウガ
「………」
トワ
「皆さんに聞いても、僕には第二武器はないって、誰も答えてくれないんです！！残りの頼りは船長だけなんです！！」
リュウガ
「………」
トワ
「……お願いします！強くて優しくてカッコよくて、仲間想いの僕の憧れの船長！！！」
リュウガ
「トワー！！」←トワを抱き締める
トワ
「うわぁ！船長！抱きつかないでください！！」
リュウガ
「トワー！！俺の唯一の味方よー！！」←トワの頬をこすりつける
トワ
「うわぁーん！頬をスリスリしないでくださいー！！」
ナギ
「…船長が復活したみたいだな」
ソウシ
「トワの励ましの言葉が効いたんだね、きっと」
ハヤテ
「つーかトワって、船長を憧れにしてたか？」
ナギ
「言葉のあやってやつだろ。船長を復活させるためには、強烈な褒め言葉がいる」
ハヤテ
「でも、なんか気持ち悪ぃんだけど、あれ」
ソウシ
「頬をこすりあわせてるからね、トワもいい迷惑だろうに」
シン
「…あの船長を泣かしてみたいな」
ソウシ
「うん、シン。船長を見ててドＳ心がくすぐられるのはわかるけど、今は何もしないであげて。船長が折角復活したんだから」
リュウガ
「お前はなんていい子なんだ！俺はトワがいてくれて嬉しいぞー！！」←トワの頬をこすり続けている
トワ
「う、うぅ…だから船長、頬をスリよせないでください…」
ナギ
「…トワの奴、泣いてるな」
ハヤテ
「トワじゃなくても泣くだろ、あれは」
シン
「俺なら速攻銃で撃つけどな。…ドクター、トワの第二武器どうしますか？」
ソウシ
「そうだね…とりあえず、保留ってことで」
シン
「了解です」
記載期間
05,18〜06,01