シェアハウス

□4000人突破!キリ番記念 O STORY DATEU (告白)
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沙織ちゃんがシェアハウスに来て一年が過ぎた。
おいらはお正月過ぎ1月から3月まで初の単独主演ドラマのロケがやっと終わってひと段落した。

一方で京都の舞台ジャニーズファンタジー『kyo to kyo』の脚本を書き終えいよいよ今年の四月から舞台復活オープンとなった『kyo to kyo』。
そのお披露目会に僕と沙織ちゃんは招待された。
挨拶に凄く緊張していた沙織ちゃんはもう手足ガクガクで見てるこっちがヒヤヒヤだった。

他のメンバーは仕事が入って京都に来れなかったけど今回、京都のお仕事の後オフをもらいおいらは沙織ちゃんを誘って3泊旅行の計画を立てた。

国内だといつも僕に気を使うから思い切って海外へ。

京都のお仕事を終え直ぐおいら達は大阪の空港へ向かい飛行機に乗り込んだ。



移動距離約8時間から9時間ぐらい。
到着した場所はオーストラリアのケアンズ。

日本は春だというのにまだ肌寒さが残る季節に、ここケアンズは赤道に近い事もあって年中真夏のように暑い。

もっとゆっくり日にち取れればメルボルンやシドニーとかいろいろ回れたけど3日間じゃ1箇所が限界かな・・。

おいら達はまずホテルへチェックインしてお部屋へ。
もちろん部屋は同じ部屋。
というのも沙織ちゃんの部屋にほぼ入り浸ってるおいらだから同室でも全然構わないんだって。
全く警戒心持たれてないよね。いいことだけど・・・。

沙織:「フフ 可愛い部屋だね」

大野:「すげえクーラー効いてない?」

冷房がゴーゴーいってる。

沙織:「ちょっと寒くなるよね・・それより今日、どうする?これから・・ゆっくりする?」

大野:「うん。ちょっと部屋でゆっくりしようよ。」

ベットでゴロンとするおいらに笑みを向けて頷くと沙織ちゃんは直ぐ横のバルコニーへ出て景色を眺めていた。

沙織:「わあ〜海綺麗〜・・・✨」

実は到着したのは朝方5時頃。

大野:「ホントだ・・」

おいらもベットから起き上がってバルコニーへ出た。
しばらく椅子に座り2人で海を眺めた後、移動の疲れか沙織ちゃんはウトウトしだしていた。

大野:「眠くなってきた?」

沙織:「うん。これから一日始まるのに・・なんか眠ったら勿体無い気がする・・」

眠いのに一生懸命起きていようとする仕草はいつも締切で徹夜してる時から見てるけど結構可愛い・・。
でも・・

大野:「ちょっとだけ仮眠取った方がいいよ。」

そう言いおいらは沙織ちゃんを部屋の中へと即した。
二つ並ぶベットにおいらは沙織ちゃんと添い寝をする様に一緒のベットの中へ入った。
半ばぐったりしているのか沙織ちゃんはおいらがベットに潜り込んでも文句一つ言わない。
念の為携帯の目覚ましをセットしておきおいらも一緒に目を閉じて寝た。

沙織:「・・・・💤」

大野:「・・・・💤」
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