お待たせいたしました!謎解き企画、中編です。
残念ながら、前回の答えは明かされません。もうしばらくお付き合いください。
今回も謎が出されます。わかった方は、引き続き掲示に書き込んでください。前回の謎の解答も、募集中なので、よろしかったらそちらもどうぞ。前編は図書館に置いてあります。
前回と比べると遥かに簡単な問題なので、気軽にご回答していただければ幸いです。

では、どうぞ!!



「解けた!」
明るく照っていた日は海の向こうへと沈み、シンドリアは夜になっていた。ずっと文字とにらめっこして動かなかったせいか、目の奥や体の節々が少し痛む。
しかしそんなことは気にも止めず、シンドバッドは走り出した。目的地は白羊塔。誰でもいい、この東国の文字の意味がわかる者を探すのだ。

「わかりませんね…すみません」
「いや、気にするな」
「恐らくこの文字は、極一部の国でしか使われていないのでは?訳せる者も、いるかどうか…」

四十七人目。
目につく片っ端から聞いて回るも、誰一人としてわからないらしい。せっかく謎が解けたのに、その意味がわからない。ジャーファル曰くひらがなと言うこの文字は、再びシンドバッドの頭を悩ませた。

「もしかすると、誰も訳せないかもしれない…」

それは困る。非常に困る。
数ある中から愛しい恋人が選び出したもの、きっと何か意図があってに違いない。覇王のプライドと葉王の葉っぱにかけて、必ず訳して見せる!

しかし数分後、無情にも白羊塔の窓の明かりは全て消えてしまうのだった。


Q2.シンドバッド「俺は誰のところへ行けばいい?」

ヒント:前編を読み返してみましょう

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