和稀...dream....
□笑顔
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「ご注文お決まりですか?」
「んっとー、ネギ先輩、なに食べます?」
「えっ、まず俺に聞くの?(笑)えーじゃあーデミオムライス!」
「うわーいいっすね!じゃあ俺はこのパスタセット!」
「はい、かしこまりました」
「お前ほんとここすきだよなぁ。めっちゃ来てるじゃん」
「へへへ」
俺がここに通っているのは、安くて料理が豊富で美味しいからだけではない。
「ねね、あの人やばないですか?めっちゃ可愛いわぁ」
そういって指差したのは、一人の店員。
「そうかなー?ま、俺と趣味が合わないだけかもだけどさ」
「いやあ、あれは可愛いっすよ。タイプ!今日シフト入ってたんやな〜、ラッキー」
髪型はその子によく似合っていて、黒髪のミディアムストレート。
何度か来ているうちに、姿を探すようになっていた。気になってしゃーない。
特別可愛いわけでもないんかもしれんけど、俺にとったらどストライクやわ。