銀魂高校(長編)

□第7話
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ーー高杉sideーー



「始業式の日ぐらい学校に出ろ!」と銀八に言われ珍しく俺は素直に学校へ行った。そして学校に着いて早々3人の野郎が俺に絡んできやがった。

訳を聞けば女を取られたなんだの。俺ァ奪った覚えもねェし興味もねェ。ただ勝手に女が近寄って来るのを相手してるだけだ。

その言葉にキレた三人は殴りかかってきたが俺はそれを簡単によけ三人共殴り倒した。


俺達の騒ぎを聞いてた誰かが校長にチクリやがって俺は始業式から三週間の停学処分をくらった。



「……チッ」


舌打ちをしながら廊下を歩っていると目の前にキョロキョロと慌ててる女を見つけた。いつもはそんなの見てみぬふりをするが、俺ァ何故だかそいつを放っておけなかった。





振り向いたそいつはめちゃくちゃ可愛くて今までの女とは比べもんにならないぐらいの女だった。






一目惚れ。






この俺が一目惚れするなんざ笑えるぜ。でも俺ァあいつを何としてでも手に入れたい。

あいつ以外の女なんざいらねぇ。





そう思ってるのは俺だけじゃねェ。




まァ、手に入れる前に俺の周りにいる取り巻きを何とかしなきゃな。

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