銀魂高校(長編)

□第3話
1ページ/1ページ

キーンコーンカーンコーン









神楽「アレー?姉御、彩遅刻アルか??」





お妙「彩ちゃんが遅刻なんて珍しいわね。お休みかしら。心配だわ…。」




近藤「お妙さぁぁああん!今日も美しいですね!」




お妙「あら?こんな所にゴリラが…どうして毎日教室にいるのかしら?保健所に連絡しましょーーー「お妙さんッッ!僕ですよォォオオオ!」





総悟「……ハァ。しかし遅いですねェ、彩。何やってんだか。まっ、彩は可愛いから彼氏と朝から一発やってんだろィ…。」





土方「ちょ待て総悟!!あいつ彼氏いるのか?!」




総悟「さァ?いるんじゃないですかィ?……俺的にいないでほしいですけどねィ。…てか土方さん何動揺してるんでィ。死ねコノヤロー。」





神楽「彩は彼氏いないアルよ!」




総悟「マジでかよ、チャイナ。」





神楽「本当ネ!彩はセッ◯スした事ない言ってたアルからな!」




お妙「神楽ちゃんそれは!てゆか、セッ○スした事ないからって今彼氏がいないとは限らないわよ?まぁいないけど…」



桂「女子がセ○クスなんて言うもんじゃないぞ!破廉恥なッッッ!ニャンニャンと言うのだ!」


新八「いやオメェは古ィんだよ!!!」



総悟「へぇー。これは良い事聞きやしたね。よかったですねィ、土方さん(ニヤリ」



土方「はァァ?!////俺はべべべべ別にッッーーーーーー











銀八「ガラガラガラガラっと…
ほれ、てめぇら席着け〜。」





神楽「銀ちゃん遅かったアルな。それより彩休みアルか?」





銀八「あぁ、彩から今連絡あって少し遅れるそうだ。多分寝坊だろ。じゃあ授業始めっぞ〜」






土方「 ( 寝坊か。珍しいなあいつ…) 」


















その頃彩は急いで学校へ向かっていた。急いでと言っても歩いている。この子は運動が苦手なのであった……。





「もう急いでも一限目は間に合わないからゆっくり行こう」





そう言えば始業式以来、高杉君に会ってないな。彼は何年生なんだろ。



そんな事を考えている内に学校へ着いてしまった。家から学校まで20分ぐらいなのであっという間に着いてしまった。




「時間、中途半端だな〜。なんだか今は授業受ける気分にならないな……ーーーあ!二時限目始まるまで屋上に行こう♪」




銀魂高校に限らず今まで学校の屋上に行ったことがなかった彩は屋上に行ってみることにした。




ガチャーー






「わぁ♪すごい高い!空が綺麗。ここでお弁当食べたいな〜。今度神楽ちゃんとお妙ちゃん誘って食べよ♪」



ふふふん♪と鼻歌を歌っていると何処からか声がした。








晋助「よォ。」





自分一人だと思っていた屋上には何と高杉がいた。姿を見たのは始業式以来だ。








「あっ!高杉君久しぶり。あの時はありがとう。本当に助かったよ。あれ以来会ってないからどうしてるかなって思ってたんだ。」





晋助「そうかィ。俺ァいつもココ( 屋上)にいらァ。…ところでお前、クラス何組になった?」


「私は3Zだよ!高杉君は?」



晋助「本当か?まさか3Zだったとわな。俺もお前ェと同じだ……ちょっとこっち来いよ」








「ちょっ、うわわわわ」






そう言って高杉君は私の腕をいきなり引っ張ったので態勢を崩してしまったは私は高杉君の腕の中にスッポリ収まってしまった。







「たたたたた高杉君////////?」







「お前ェ、ホント面白れェ奴だな、ククッ。俺が怖くねェのか?」






腕から解放されて私は高杉君の横に座った。






「最初は怖いと思ったよ。でもわざわざ私の為に体育館の場所教えてくれたし悪い人じゃないと思った。今は怖くないよ?むしろ優しい♪」








高杉「そうかィ。やっぱ面白れェな」





高杉君はフッと笑った。






「あ、高杉君が3Zなら私の横の席一つ空いてたんだけどあれってもしかして高杉君なのかな?!」




晋助「そうだろな。」





「高杉君何で授業出ないの??」





晋助「あァ、始業式の日に三週間の停学くらったんだ。あの後俺ァ家に帰ったんだよ。まァ、停学処分も終わった事だし久々に授業出るのも悪かねェな。もっともお前ェが隣だしな」





「そうだったんだね……って私?!」







キーンコーンカーンコーン






ちょうど終わりのチャイムが鳴った。








晋助「ほら、教室行くぞ」





「え、あっうん!!」







高杉君停学処分受けてたんだ。ビックリ……でも何で私が隣だから授業出るって…どうゆう事?聞きそびれちゃったよ。でもまぁこれでみんな揃うんだね!














私と高杉君が一緒に教室に着くとクラスみんなが私達に注目し、一斉に口を開いた。





「「「ええええええええ!なんで高杉と彩が一緒いんだァァァアアアア!」」」







銀八「高杉!お前彩に変な事してねェだろうな!!!!!彩ちゃぁああん、怪我なぁぁい?!」







晋助「はァ?んな事ァしてねぇよ、ククッ」





高杉は怪しげな笑みを溢して席に座った。





神楽「彩ァァァアア!大丈夫アルかぁ?!何もされてないアルか?!!!処女は無事あるか?!」








「「「そっちィィィイイイイイ?!!!」」」






「ちょ/////神楽ちゃん!!!!何言ってるの?!!!それは秘密だッッ……/////////」




いやァァアアア!!
バラしちゃったよォォォ!
穴があったら入りたい!!
いやもう穴を掘って入りたい///////






高杉君に聞かれちゃった;












ーーーー放課後ーーーー





神楽「彩ごめんネ?まさか本当に処女とは思ってなかったネ…ごめんヨ彩」



「そこ?!私はなんて答えたらいいの?;…もう大丈夫だよ、気にしてないから…泣」


総悟「でも安心でさァ、絵梨が処女で。しかしあの時の土方さんの顔見やした?お笑いもんでさァ、アハハハハッ」


土方「なっ/////てっめ総悟!しばくぞゴラァァアアア!」


近藤「トシッ!俺もこの目で見たぞ!ガハハハハッ」






「アハハハハ;;そ、それより神楽ちゃん、お妙ちゃんは?」

神楽「そーいやさっき委員会の仕事あるから先帰っててって言ってたアルヨ!」


あぁ、そういえばそんな事言ってたような。はぁ…しかし今日な疲れたな…神楽ちゃんがあんな発言しなければ…
しかも高杉君にも聞かれちゃった…どんな顔してたんだろ;



彩はテンションが下がったまま家へと帰っていた。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ