薄桜鬼 現パロ
□おかえり
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「一くん、烝くん、平助くん、さようなら」
「「「さようなら」」」
いつも通り、保育園からのバスをおりて、一くんと烝くんと向かうのは、近藤さんって人の道場。
平「こんにちは!!」
近「おぉ、今日も元気いっぱいだな、平助は」
平「うん!!」
俺たちは美葵が帰ってくるまで、近藤さんの家の道場にいる。去年から一年通っている剣道はだいぶ強くなった。
近「かまえて!」
ほんとのことをいうと、練習はとっても厳しい。だけど、初めて勝った時のことがわすれられない。もちろん、おれは嬉しかったけど、美葵もすっごく喜んでくれたんだ。おれ、なんかそっちのほうが嬉しくて…。
平「つかれたー」
左「大丈夫か?平助」
平「左之兄〜」
おれが左之兄に抱きつこうとしたとき…
『ただいま、帰りました。みんな、帰るぞー』
平・左「「美葵!」」
おれも左之兄も美葵のこえが聞こえた方へ駆け出した。
平「美葵!!」
『平助、左之助!ただいま』
左「ん」
総「あ〜、平助、左之兄ずるいー」
『総司、ただいま。一も烝も歳も』
みんな、美葵が帰ってくると、美葵の側にいく。いつも、おとなしい一くんや烝くん、歳兄も。みーんな、美葵のことが大好きなんだ!!あ、でも、おれが一番大好きだかんな!!
平「今日の夕ごはんなんだ?」
『からあげを頑張ってするよ』
平「おれ、からあげ大好き!」
『ってその前に汗だくのその服着替えて。気持ち悪いでしょ?肌にはりついて』
平「からあげ♪からあげ♪」
『………聞いてないな(笑)』