薄桜鬼 現パロ

□私の家の日常
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『行ってらっしゃい!!』
「いってきます♪」
『総司、トシにいたずらしたらダメだからね!』
総「はーい!」
『トシも左之助も総司、よろしく』

こうやって、小学生組を送り出して、自分は幼稚園組を送りに行く。

平「今日はおれと烝くんの日だ!」
一「違う!平助は昨日つないでいた!」

あっ、けんかしてる…。

『烝、一応聞くけど、何でけんかしてるの?』
烝「美葵と手をつなぐ人」
『了解です。で、君はちゃっかり、ここにいるのね』


朝、幼稚園に行くときに、誰が私とつなぐかでもめてます。ほら、平助と一と烝と3人いるけど、私の手は2つだから。

いつもなら決まっているからいいんだけど、この前、一が休んだからね。ややこしくなったんだよ。
てか、私ってばモテるじゃないか!←

『はい、最初はグー、じゃんけんポン…はい、平助の勝ち、一は明日ね?』
一「……」
『ほってくよ〜』
一「!?待て!!」

こうやって、バス停まで送って行くのが夏目家の朝です。


〜総司視点
「じゃあ、次は…」
総「ふぅ…(ひまだな〜)」

今は算数の時間。でも正直、足し算引き算くらいできる。だって、美葵ちゃんが教えてくれたから。学校の授業より美葵ちゃんの授業のほうがよっぽど頭にはいるよ。

美葵ちゃんは高校生だ。だから、勉強をたくさんしないといけないし、大変なんだ。って、わかっているんだけど、甘えてしまう。いつも思うんだ、今日はダメだって思っても美葵ちゃんの顔を見て『おいで?』って言われたら飛びついちゃうだ。美葵ちゃんの腕の中は温かいし、安心する。


「総司くん!!」
総「!」
「ボーとしてちゃいけません、この問題分かる?」


クラスの子が笑ってるのが分かる。答えられないと思っているらしい。


総「…5」
「え、あ、あぁ良くできたわね」

当たり前じゃない、この前美葵ちゃんに教えてもらったのに。忘れないよ。


総「アハハ」


僕は1人で小さく笑った。美葵ちゃん、これからも甘えてばかりで迷惑かけるけど、よろしくね!僕は美葵ちゃんのことが大好きなんだから!!
 

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