短編・狩人の夢

□素直になれたら
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貴「……ヒソカ」


ヒ「……◆」


貴「ヒソカ…!」


ヒ「うん◆」


貴「"うん◆"じゃなくてっ…!!
近いっ…!!///」



ただいまの状況…


壁|貴 ヒソカ




ヒ「そうかい?◆ボクには遠すぎる位だと思うんだけどね◆」


貴「アンタのものさしで物事を考えるなっ!!////」


ヒ「でも言っている割には顔赤くなってるよ?◆」


貴「っ///うるさいっ!!////」




わたしはヒソカが好きだ


大好きだ



最もそんな事
口が裂けても言えないが…



だからわたしは期待してしまう


"ヒソカはわたしの事が気に
なってるんじゃないか"……って


でもヒソカはわたしを
からかってこんな事してるんだ


わたしを困らせて楽しむ為に


わかってる…


わかってるけど、みじめに期待
している自分がいる




ヒ「クス…◆本当にキミは面白い子だねぇ◆」


貴「なっ…//笑うなっ!!///」


ヒ「クックック◆」


貴「笑うなって言ってるでしょ!!////」


ヒ「クック◆キミのそういう所、可愛いと思うよ◆」


貴「ーーっ!?///もう知らないっ!!/// (フイッ」



ヒソカのバカ



期待するような事言わないでよ…





ヒ「おや◆怒らせてしまったかい?◆」


貴「……」



怒ってないよ…


怒ってないけど……




ヒ「クス…◆キミも随分とひねくれ者なんだね◆素直に言えばいいのに◆」


貴「なっ…なにがよ…//」


ヒ「キミ…ボクの事が好きだろう?◆」


貴「へっ!!?///(ドキッ」



うわっ!!//核心突かれた!!///



貴「なっ//何でわたしがアンタなんか好きになんのよ!!////」


ヒ「少なくともボクにはそう思えるからさ◆」


貴「わたしはアンタなんか好きじゃない!!//寧ろ大っ嫌い!!///」










あ………





言っちゃった………
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