新元号を前に


お久しぶりです。管理人の暁 あやめです。
先日ついに新元号が発表されましたね。
初めての経験なので新元号といわれてもまだピンと来ません。

ツイッター等では自分の平成の代表作をツイートしたりして盛り上がっていますね。
それに乗っかる形で、私もこの『トキヨミ』を書いていた頃のお話でも書いてみようかと思います。

まだトキヨミを書いていた頃の私は10代で
携帯電話も所謂ガラケー時代。
それも、アンテナをわざわざ立てる必要がある物でした。
携帯電話は今のように誰もが持っているものでは無いただの嗜好品のひとつ。
生活必需品というよりも高価な遊び道具のひとつような感じでした。
うちはお金に関しては厳しい家庭な為、自分で通信量を払えない内は携帯電話を持つ事を許されておらず
友人とのメールや連載の執筆は親の携帯電話を使っていました。
自分の部屋に持ち込んで、夜更かしを悟られない為に布団に潜り込んで携帯電話の光を隠し
こっそり一緒に持ち込んだ充電器で充電しながらひたすらポチポチと文章を打っていました。
たまにネットをしすぎて料金が凄い事になり親に怒られたりとかもしてました(笑)
新しい携帯になり親がパケ放題にしてきた時は本当に嬉しかったです。
アンテナのない新しい携帯電話と、その時のネットのホームは未だに記憶にあります。

夢小説はBLと違い、隠れて活動する方が多くそれが当たり前ともなっていました。
当時のBL作家さん達も隠れている方々が大半でしたが、まだ少しは光が当たっていましたね。
夢のジャンルにもまさかオンリーイベントが出来るような時代が来るとは驚きです。
様々なきっかけがあったのでしょうけど
個人的に夢というジャンルの知名度が爆発的に広がった大きな原因は某刀の擬人化ゲームではないかと思っています。
私もあのゲームがきっかけで刀の魅力に気付きました!
そんなわけで、夢小説を書いているなんて親に知られたくなく
メールをしている。ネットをしている。と、必死に携帯電話を扱う私へ問う親によくそう言って誤魔化していました。

実はこのサイト以前にも夢小説サイトを持っていたのですが
連載を完結させることも無く、ちょっとした出来事による荒らしで閉鎖したのです。
悲しかった当時の出来事も今では懐かしい思い出です。
そしてHNは変えずジャンルもサイトも変えて再出発したのがこのサイトです。
デスノートは母に誘われて観に行った実写版が初めてでした。
その後、映画で一気に有名になり売り切れ続出中だった原作を何とか買い揃えたのです。

夢小説のヒロインに女神の力を与えたのは
キラには死神が付いてるのにLには神様が誰もいないなんて狡い!
と思ったのがきっかけです。
ただ、だからと言って万能の女神にしてはLが狡くなってしまう。
そして『そもそも未来や過去ってどんな風に、いつ、何処までのものを、どうやって知るの?』と疑問に思い
自分なりの未来と過去を知る方法を考えたのです。
それがなかなか良い感じのバランスになったのではないかと思っています。
能力自体はチートなのに、ただその情報の更新が曖昧だったりと絶妙に足を引っ張ってくれました(笑)
だからLやニア達が全く必要無いという事にならず
一緒に手を取り協力してキラを追うという関係が作れたのが嬉しかったです。

連載でLが死んでしまったシーンを書いていた時、実は自分の中の今後の予定で
Lの再登場はニアとの別れ、つまりデスノート連載完結の最終話のつもりでした。
しかし、読者の皆さんの沢山の要望や悲しみの声に、そして自分もたまらずにフェイントしてしまいました。
今ではこれで良かったと思っています(´∇`)

連載完結後も当サイトの連載を手元に置きたいと書籍化を願って下さる方々もいました。とても嬉しかったです。
当時は夢本なんて見た事も聞いた事もありませんでしたが今では普通に夢本がイベントで置かれてあったりしますね。
時代は進んだなぁ…と感慨深いです。
私が今の時代でデスノート連載を書いていたら夢本出していたかもしれませんね(笑)

その後も私は様々なジャンルの連載を完結させてきました。
そして、実は未だにその活動は続いています。
更新頻度は10代の頃と比べてかなり落ちてしまいましたが…それでも夢妄想だけはまだまだ現役です(*`・ω・´)

平成の私の代表作、それはやっぱり初めて連載を完結させる事が出来た
デスノート夢連載の『トキヨミ』だと思います。

掲示板で連載中の頃から今でも時々顔を覗かせてくれる方には「おかえりなさい」を
新規で初めて私の連載を読んで下さった方には「ありがとうございます」を、心の中で送っております。

新しい時代が来てもこのサイトはフォレストページ様の終了まで在り続けます。

どうしてもこれまでの感謝をお伝えしたくこのページを作らせて頂きました。

平成の時代では大変お世話になりました。
トキヨミを愛して下さり本当に優しいです。
令和の時代でもどうかよろしくお願いします。
このトキヨミが、末永く愛されますように。

また是非遊びにいらして下さい。
私は何時でもお待ちしております。

それでは皆様、良い時代をお迎え下さい!


平成31年 4月10日
管理人 暁 あやめ




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