ゆきうさぎ

□6章 修行中2
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そして自室(帰る途中、提督室が封鎖されていたのが気になったけど、青島さん、レインボーブリッジ封鎖出来たんですか)。


私は床に座り、温度計を確認。


20℃。快適。普通の人からしても寒くはない。

私がこの宇宙船に乗ってから、ここの気温は下がってない。 
もしかすると、この力は惑星に降りた時にしか発動しないのかも。


それを確認し、立ち上がった私はコップに水を入れ、また床に座り、コップは前に置く。



意識を集中…させる意味があるのかは分からないけど、




『凍れェェェ!』




ありったけの声で言った。














ピキッ…

と、音を出してコップの中の水は凍った。


コップを逆さまにしても、水は出ない。


見事に凍った。



















…部屋ごと。



『ウワァァァァァァァァ!
力み過ぎたァァァァァァァ!』





気温はマイナス5℃。




『溶けてェェェ!今すぐ溶けてェェェ!』












凍らすのは出来ても、溶かすのは無理だった。
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