ゆきうさぎ

□8章 三日後の地球
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どうも、こんにちは。

僕は志村新八です。


吉原の老舗和菓子屋の看板娘、さくらさんが行方不明になったのはあの流星群のあった夜から。



和菓子屋の旦那も心配で、今日はつぶあんとこしあんを間違えてました。


僕らもあれからずっと探し回ったりしたんですが…



初夏だというのに真冬並みの気温になったり、
大雪になったりで全然はかどりませんでした。
異常気象かな?




そこで、僕たちは他の仕事も並走しつつ、
さくらさんの情報を集めてたりするんですが…。





「…ここまで手がかりがねーとは。」



「…さくら、もう帰って来ないアルか…?」



捜索十日め。

あの大雪も溶けて、万事屋にも初夏の気温が戻ってきた。


しかし、さくらさんの行方は、未だに分からないままだった。
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