ゆきうさぎ
□6章 修行中2
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元々、提督から無理矢理に朝晩の組み手スケジュールを組まされていたのを思い出した私は、そこの時間を力のコントロールする時間に出来ないか提督に相談した。
「え、ダメ。」
即答かよォォォォォォ!\(^p^)/オワタ
「そんなめんどくさいことしなくても、俺との組み手の中でコントロールを覚えれば良いじゃん。」
『いや、でも今日の所は…というか、この先一ヶ月位はやめておきます、組み手。
神威提督、そんな重傷なら組み手どころじゃないですし…というか、何でそんなに重傷患者になってるんですか?』
さすがに全身ギプスと包帯だらけなのは気になる。
「別に何でもないよ。ちょっと喧嘩を売られてネ。」
にっこりと「聞くな」の殺意を飛ばす貴方は私のトラウマリストに登録されました。パチパチ。
だって近くにいた船医さんも震えてるもん。
「それに、怪我のことは気にしなくて良いから。
今晩には治ると思うし。」
『え、神様の所の仙豆でも貰えるんですか?さすが海賊「夜兎族の治癒力でだよ。」ですよねー。』
まあ、流石に朝の組み手は無くなりました。