裏
□ST☆RISH
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【音也の場合】
『うわーうわー!麗(れい)可愛いよっ!どうしたのそれっ?!』
「……朝、起きたらこんなになってたにゃあ」
『にゃあ?語尾もネコになってるの!?』
「音也うるさいにゃ!私は真剣に悩んでるにゃ!」
『あーもー可愛い!ぎゅーっ!』
「っ!?音也、なっちゃんみたいになってる……って、にゃっ!!」
『尻尾もフサフサ〜。この耳も本物だー』
「ふっ…んぅ…」
『麗(れい)?』
「そこ…っん、そんな風に触っちゃ…だめ、にゃぁ…」
『……(ムラっ)』
「にゃっ!?どこ触って…っ!」
『だって、麗(れい)が可愛い反応するから』
「だってじゃ…っ、にゃんっ…ふっ…ぁ、あ…っ」
『へぇ。やっぱりネコって尻尾感じるんだ』
「や、め…っんんっ」
『ねぇ、こんな風にさ…』
「あぁ…っ、だ、だめ、にゃのぉ…」
『上下に擦ると気持ちイイ?』
「にゃっ!へ、へんに…なっちゃう、にゃぁ…っ」
『〜〜っ!!そんな潤んだ瞳で見つめられたら、もぅ我慢できないよっ!』
「にゃ!?にゃ〜〜んっ///」
――――――――――――――
【真斗の場合】
「真斗くん…」
『ん?どうしたのだ麗(れい)……はっ!?』
「私、ネコになっちゃったみたいにゃの」
『(俺は犬派なのだが…。か、可愛い…な)』
「…真斗くん?」
『(あぁっ。首を傾げてこちらを見上げる姿が本当に…っ)』
「ねぇ!真斗くんってば!」
『あ、あぁ。すまない。その、お前の姿があまりにも愛らし…っ!!』
「私、真斗くんは犬派だったから、ネコになっちゃった私のこと嫌になったのかと思ったにゃぁ…」
『そんなことはない!お前がどんな姿になろうとも愛している!』
「嬉しい…。本当にどんな私でも受け入れてくれるにゃ?」
『勿論だ!』
「あのね…。私今、発情期みたいにゃの」
『は、つじょ…うき?』
「うん。だから、ね?」
『な、な…っ///』
「真斗くんのおっきいお注射で、私の熱を冷まして欲しいにゃー?」
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【那月の場合】
『わぁ〜〜!麗(れい)ちゃんどうしたんですかぁ?ネコさんの耳と尻尾がついてますよぉ』
「う、うん。なっちゃん、とりあえず離れてほしいにゃぁ…」
『嫌です!こーんなに可愛い麗(れい)ちゃんから離れたくないです!』
「…困ったにゃぁ」
『でも、どうして麗(れい)ちゃんは急にネコさんになっちゃったんでしょう?』
「んー。それが私にもわからにゃいんだよねぇ。気づいたらこの姿になってたにゃ」
『でもネコさんな麗(れい)ちゃんもとっても可愛いので、このままでもいいと思いますよ?』
「えぇー?でもそれは私が困るにゃあ」
『大丈夫ですよー。それよりもせっかくですから…』
「ふぇ…?なっちゃ、んっ…にゃ!」
『麗(れい)ちゃんの尻尾も耳もフサフサでとても毛並みがいいですねぇ』
「にゃっ…んっ、なっ…ちゃん、そんな、風に触っちゃ…だめ…にゃのぉ」
『えー?でも、麗(れい)ちゃんとーっても気持ちよさそうですよー?』
「ぁ、にゃ…っあぁ…っ(なっちゃん分かっててわざと触ってる!?)」
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【トキヤの場合】
『っ!?ど、どうしたのです麗(れい)。その姿…っ』
「………トキヤさん鼻息荒いんですが」
『これが興奮せずに居られますか!?リアルネコ耳と尻尾ですよ!』
「にゃぁああ!バカ!変態!何、人の服の脱がそうとしてるにゃあっ!」
『語尾までもネコ語!?あぁ…、私の嗜虐心がフツフツと…』
「なにサラッと怖いこと言ってるにゃ!!やめ…っ」
『この尻尾の付け根はどうなっているのでしょう?』
「ぁ…っ、ん。触らないでってばぁ…」
『っ!!』
「……トキヤ、何、鼻押さえて下向いてるの?」
『貴女の今の表情にヤられました。ついでに私の息子も破裂寸前です』
「この状況でなんでそうなるにゃ!」
『もうダメです!今すぐに貴女の中を私のモノでぐちゃぐちゃに掻き回して啼かせたいです!』
「怖い!怖いよトキヤ!なんで私、コイツと付き合ってるんだろ!?」
『何を言っているのです!こんなにも貴女を愛している男は他にいませんよ!』
「知るかっ!!」
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【レンの場合】
「やぁ、ハニー。迎えにきたよ」
『にゃぁぁぁああ!!来ちゃダメにゃぁぁあっ!』
『っ!?どうしたんだいハニー……っ!!?』
「……ダーリン。私、ネコになっちゃったにゃぁ…」
『これは驚いたね…。何か変わったものを飲んだり食べたりしなかったかい?』
「うー、それが思い出せな……はっ!」
『なにか覚えがあるのかい?』
「昨日、社長からもらったハーブティーを飲んだにゃ!まさかあのハーブティーに一服盛られていたとは…っ」
『それが原因と言いきれないけど、可能性はあるね。でも…』
「ダ、ダーリン?」
『なんだろう。今、すごくハニーを抱きたいんだ』
「にゃっ!どうしたの急に!?」
『あぁ。ハニーからとても甘くてイイ香りがするよ。珍しいね、香水つけてるのかな』
「つけて、なぃっ……まさかっ!」
『子猫ちゃんが本当にネコちゃんになるなんて、ね』
「ひゃうっ…レ、ン…どこ舐めて…にゃん!」
『うん。ハニーはどこを舐めても甘いよ』
「にゃ…んっ、やぁ…(まさか副作用に媚薬効果があっただなんて!)」
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【翔の場合】
「しょ〜ちゃ〜ん」
『おう!どうした…って、なんだよそれっ!?』
「私、ネコになっちゃった」
『なっちゃったって…』
「でもきっとすぐに戻るよ!ほら尻尾と耳も本物にゃ!」
『はぁ〜〜。さりげに語尾ネコ語だし。お前、少しは緊張感持てよな』
「けど、なっちゃったもんは仕方ないし、せっかくだからネコな自分を楽しもうかにゃ〜と」
『ま、お前がいいならいいけどよ。でも、マジでネコなんだよな』
「うん!ほらほら尻尾みて!私って意外と毛並みがいいみたいにゃ」
『おぉ!めっちゃ触り心地いいな!』
「っ!!」
『ん?どうした?』
「ううん。なんでもない、にゃっ!!」
『わりぃ!もしかして痛かったか?』
「ち、違うの。痛いんじゃなくてその…」
『?』
「翔ちゃんに尻尾触られると気持ちいいって言うか、か…感じちゃって」
『か、んっ!?///』
「うん…。だから、その…。シたくなっちゃったにゃぁ」
『……っ///』
「こんな私は、いや?…やっぱり気持ち悪いよね」
『んなことねぇよっ!!俺はどんなお前でも好きだ!ネコだろうと犬だろうと関係ねぇ!』
「翔ちゃん…」
『だから…なんだ。その、お、お前がシたいなら俺は構わないっつーか』
「〜〜っ!!翔ちゃん大好き!愛してるにゃん!!」
『あぁ!俺も愛してるぜ!』
「とゆーわけで、翔ちゃんをいただきますにゃっ♪」
『は?ちょっ、まっ!普通は逆だろぉがぁぁああっ!!』
End♪