櫻井家

□04
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舞「ふぅ……」





一息ついた頃にはみんなようやく準備できて
そろそろ家から出ていく時間になっていた。




翔「みんなそろそろ家出るぞー!」



この合図と共にみんな出ていく準備をする。



舞「はい!二人とも鞄持ってね!今日のお弁当も残さず食べてね!好き嫌いは…?」


和也・潤「しなーい!」


舞「よし!じゃあ靴履きに行こうね!」



頭を撫でると二人ともニコッと笑ってルンルンしながら玄関へ向かった。



朝から牛乳をこぼして泣いていた潤も無事に泣き止んで、
和也と仲良く手をつないで靴を履きにリビングから出ていく。



それを見た智はその二人を助けるように後を追って、



智「かぁーちゃん行ってくる!」


舞「おやつプリン買っておくね!」


智「…うんっ((ふにゃり」



いい笑顔をしてるなーって思い微笑ましい思いで智を見ていたら…




ダダダダダッ!!


バンッ!





雅紀「かぁーちゃん!行ってきます!!!」



勢い良く階段をかけ下がりリビングのドアを思い切り開けた雅紀は瞬く間に玄関へ走り去ってしまった…。



(あの運動神経どこからきたんだろう…)




子供達が玄関へ行くと上着を着た翔がリビングへきた。




翔「こら!雅紀!ドアは優しく開けろよー!ったく……何を急いでるんだか…((苦笑」


舞「学校楽しみなのかなー?((笑」


翔「まぁ…楽しんでいってくれてるならいいんだけどな((笑」





そういいながら二人で玄関に向かう。






舞「そうだね…!なんだかんだ慌ただしい朝だったよ今日は…((苦笑」


翔「舞、お疲れ様」


舞「まだまだ、これから仕事たくさんあるし…。でも、こうして朝元気ももらえてるし!」


翔「あははっ 確かにね((笑 俺も1日頑張ってくる」


舞「うん! お仕事、頑張ってね」


翔「おう」




翔は靴を履き、子供達が一緒に玄関出るのを待っている。



靴を履き、ドアノブに手をかけてドアを開けるのかと思いきや、





翔「あ、頑張れってことで、行ってきますの……ちゅー」





とかわいい顔をしてこちらに向けてきた。




舞「ちょ、子供達がいるでしょ!」


潤「ちゅう?」


和也「おかぁしゃんとおとぉしゃんすきすきーって」


雅紀「おかーさん俺にもっ!」


智「……((照」


舞「ほら!!子供達に悪影響だよっ!」



翔「俺頑張れねーもん、舞のキスないと」


舞「どこの子供よ!」


潤「パパ…こども?なの?」


和也「おとーさんこどもー!」


雅紀「かぁちゃん俺にもー!」


智「ちょ、みんな!おかあさん困るから…」


翔「舞、早くっ」


舞「は、早くって…」




拒否権はもともとないみたいです…。



諦めて、
少しだけだよ?
っといって、軽く翔の唇にキスをした。




翔「んっ…元気でた!」




じゃあお礼な?


っといい、逆に口づけされる。



ちょっと長めで、甘いキスはみるみるうちに、私の頬を赤面させていく。



舞「んっ、しょ、…」


翔「んっ……じゃあ、いってきまーす!」


智・雅紀・和也・潤「いってきまーす!」









笑顔で玄関を出ていく中
キスに負けて するする と玄関の前でへたり込んでしまった。








舞「毎日…これは…」







恥ずかしいにもほどがある
(もう結婚して9年もたつのに…)
(おとーさん、おかーさんとらぶらぶ?)
(もちろん!大好きだよ!毎日ラブラブ((照 )
(とーちゃん…)






久しぶりの櫻井家
久しぶりに書くと楽しいですね!



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