櫻井家
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顔の熱を少し冷ましてから、気合いを入れて子供部屋にはいる。
子供部屋は2つ。
一つは長男、次男
二つ目は三男、四男
それに加えて寝室1つにもう1つ部屋がある。
空き部屋は今のところ翔の部屋で、子供達のものも少しだけ入っている。
舞「潤ー!和ー!起きなさいー!幼稚園遅れるよ!!」
二人「…………………」
舞「っはぁ…………」
仕方ないから、先に和から起こすか…。
問題児は……後回しっと………
和也は悪戯大好きだし、結構悪巧みなところもあるけど…
寂し借り屋で甘えん坊で、可愛いところもたくさんある私の息子三男
舞「和也ー」
和也「う……んっ……おかー…しゃん?」
舞「おはよう。朝だよ」
和也「うにゅ………((ギュッ」
急に私の腕にしがみついて甘えてくる
舞「和也。一緒に潤起こそう」
和也「おかーさん、だっこ」
舞「ほらっ、おいでー」
手を広げると、パタパタと走りながらこっちに向かってくる和也を抱っこする
5歳児といえども、大きくなるにつれ重くもなる。
和也「じゅんくーん!あさだよ!おきないとたべちゃうぞー!がおーっ!!」
舞「ちょ、暴れないで!」
和也「おかーさん。じゅんくん、起きないね」
舞「そういう時は………」
和也「こしょこしょのけいだぁーっ!!」
舞「和也、頑張れー!!」
潤「うわぁぁぁっ!!こしょばしいーっ!」
舞「あっ、起きた!!」
和也「じゅんくんおはよう!!」
潤「んっ………………はよ」
舞「潤。ムッ て顔してるよ?」
潤「おにーちゃんたちは?」
舞「今から行くよー!
ほら、まず起きたら顔洗ってパパに挨拶しなきゃ!」
和也「じゅんくんっ!いくよ!((ぐいぐい」
早く行きたいのか和也が潤を引っ張るけど…
潤「…………………………」
動く気配ZERO〜 状態。
潤「ママのだっこがいい!!」
和也「ふたりはダメだよ!おかーさんこまっちゃうよ」
潤「じゃぁ、おれがのる!」
和也「いやだ!おれものりたい!!」
朝からびっくりするくらいくだらない喧嘩だけど………、
子供にとってはとっても大きな喧嘩である。
舞「こら、二人とも喧嘩しないの」
和也・潤「だってー………」
舞「あっ、二人ともママが力持ちなの知らないでしょ?
二人とも抱っこしてあげる!これでまた力持ちになれるよ!」
和也「おかーさん…いいの?」
潤「本当に…?」
舞「大丈夫!ママを信じて!」
二人顔を見合わせる…
ちょっとだけ躊躇いがちだったけど、
こっちに来てくれた。
でも、本当に軽すぎて食べさせなきゃと思うくらいだから、
すんなり持ち上げることが出来て私も一安心だった。
潤「ママしゅげぇ!!!」
和也「おかーさんって力持ちなんだね!!」
舞「そうだよー!力持ちなんだから♪」
なんて言いながら、脱衣所に向かい顔を洗わせる。
舞「ちゃんと洗ってねー。
じゃないと今日の朝のウィンナーさんいなくなっちゃうよー!?」
和也「おかーさん!!おれとじゅんくんのタオルは?」
舞「そこに入ってるよ」
潤「うわっ!!ママ!!なんかお水つめたい……」
舞「あぁー……それパパだ。
ちゃんとあっついのに戻してよねー………。
っはい。次はあったかいよ」
潤「ママありがとう!」
舞「さぁ、顔洗ったら次はパパに任せるから
ちゃんと言うこと聞かないと……」
和也「おとーさん鬼になっちゃぅっ((怯」
潤「はやくしないと怒られる!!」
舞「あの鬼さん怖いから急がないとっ!」
あたたかくなった水をぱしゃぱしゃと顔を濡らしタオルで拭き取っていく。
潤なんて、前は一人じゃ出来なかったのに
今は普通に専用の台に上り顔を洗うようになった。
潤は4歳児なのに、いつも何故か冷静さがあって、
でもさっきみたいに子供っぽいところもちゃんとあって……。
ただし、一つ難点なのは、朝が弱いこと。
これが１番の難点である。
それでも時々くる甘えたい時の行動は本当に可愛いと思う。
私の四男
舞「よし!!顔洗ったね?」
和也・潤「うん!!」
舞「じゃぁ、リビングにレッツゴー!!」
バタバタと足音を鳴らし、リビングの戸を開けて
元気よく二人が翔に挨拶したのを見届けてから
次の子供部屋に移動した。
なんだかんだ言って
(忙しくて大変だけど、)
(毎日可愛い子供に囲まれています!!)
うわぁー…なんか何書いても微妙っすね;;
出来上がり時間7時50分ちょうどゆうきゃん出てきてました((笑
20121118