ガンダムOO

□邂逅。
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「何か用が有ったんじゃないのか?」

ハレルヤはどこか楽しそうに微笑う。

「それとも何か? アレルヤは良くてオレは駄目だとでも?」

「…別に」

皮肉めいた口調に、ティエリアは煩わしそうに眉をひそめた。 掴まれた腕を強引に引き離す。

「用の有ったのはアレルヤ・ハプティズムであってお前じゃない それだけの事だ」


淡々と言い放つティエリアを 再びハレルヤが引き留める事はなかった。


「…ッ 苛々する…」

一人残されたハレルヤは、誰にでも無く 小さく舌打った。



行き場のないこの感情が何なのか。

決して知る術は無い。


end.
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